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⑧苗たちの定植 ~アパートの庭エディブルガーデン化プロジェクト~
いよいよ、もしかしたら一番楽しいかもしれないプロセスへ!
しっかり土作りに時間をかけたり、植えるもの全部を種から育てるには時期がもうだいぶ遅いので、苗もいくつか買ってきました。
植物の種類を決めて買いに行ったというよりは、20%~70%offまで安売りしてるのを見つけた子たちばかりなので、この顔ぶれになったのもご縁です。笑
用意した苗は6つ(ナス、ミニトマト、キュウリ、ゴーヤ、青じそ、ミント)。
現状できている畝は、キーホールと直線畝のふたつ。
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種は古くて発芽するかわからないのが色々あるけれど、まずは手に入ったこの6つの苗たちの配置から考えることに。
植物の特性、場所の特性(細かく見るとこの狭い庭でも場所によって特性が違う)、暮らす人にとっての機能性、道路からの見え方etc...
観察から見えてきた要素を頼りに、各々の植物が気持ちよくおさまる場所を想像しながら決めていく。
植物たちの配置
まず、ハーブをメインに植えようと思っているキーホールガーデンを改めて観察してみると、思ったより水が溜まりやすい場所になっているのに気づいた。
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周りに溝を掘ってその土で畝の高さを出したので全体的にちょっと沈む形になり、分厚い積層マルチも相まってとにかく保水性が高そう。
となると、インドの湿地帯出身で、いい陽当りと湿気の両方を好むナスは、ここが心地良いのではなかろうか!🍆
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一方、アンデス山脈の斜面出身で乾燥した環境を好むトマトは、湿気が多いと生育不良になったり枯れたりしちゃう。なので、排水口が近く一番水捌けが良さそうな直線畝の真ん中に。🍅
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元々あるフェンスを活用して左右に這わせられるよう、キュウリとゴーヤはその両サイドに。🥒
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キッチンで気軽に使いたいハーブ類で且つ繁殖力が強い青じそとミントは、畝たちから離れた縁側の側に。🌿
特に植え方を間違えると庭全体が数年でミント畑になりかねない生命力を誇るミントは鉢植えに。
成長すると木と言っていいぐらいのしっかりした茎と深い根を下ろす青しそ(経験済み)は、専用の小さなドーム畝を作って地植えにした。
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ひとまず、こんな感じで各々の場所が決定!
あとは順次定植していく。
苗を定植するときのコツ
苗はポットから外して、根がぐるぐるまわっていたら、軽くプチプチと根が切れる音がするぐらいにほぐしてやるといいみたい。
苗を試しに置いてみて頭が少し出るぐらいに土を掘って(時間が経つと多少沈む)、苗を入れる前にたっぷりの水(想像の2倍)を浸みこませる。
これは単に保水するというだけじゃなく、しっかり濡らすことで根っこと土がしっかり密着してくれるのと、
地下にしっかり水が浸みこんでいると根っこが「上から水やりしてくれるから下に伸ばさなくていいやー」と怠けず下に下に根を下ろしてくれるように促せるため。
人によっては、300倍くらいに薄めた酢水を使うと微生物が寄ってきたり、根っこが刺激されて良いなんてことも言われます(今回はめんどくさくて普通の水)。
水やりの水についても、ちょっとしたこだわりポイントがあるのでまた別の回で書きますね💧
ネギを苗の底に挟むワザ
またもうひとつコツとして、ネギの根っこには土壌の天然消毒作用があると言われます(正確には、ネギの根に集まってくる菌が植物の病気の原因菌を抑えてくれるらしい)。
なので写真のように、苗の底にネギの根っこを挟む感じで定植しています。
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↑このノウハウは、三浦さんの「ガッテン農法」より。
もちろんネギも伸びるので葉の部分を何度も切って食べれて一石二鳥。ネギ坊主を天ぷらにすると三鳥。笑
***
積層マルチのところに植えるときは、部厚い層を手でかき分けかき分け、穴を作ってその中に。
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ギュッと軽く押さえて、水やりをしたら完了!
大家さんが刈っていいよ(むしろ助かる)と言ってくれた草で最後に草マルチ。
苗たちが植わると、急に賑やかになった。
次回は、空いているスペースに何の種を植えていくか、コンパニオンプランツという観点も併せて考えていきます。🌱
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