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「具体」と「抽象」の使い分けの難しさ

中年女性と中小企業をデジタルでトランスフォームしたい、おかんDXのとだかずこです。

毎回冒頭の紹介文が微妙に変わっていますが、自分の中で肩書きというかキャッチフレーズというかがまだ定まってなくて、書いてみて読んでみてしっくりくるものを探しているという感じです。おばちゃんの戯言にお付き合いさせてしまい恐縮です。

さて、今日も朝イチの自分会議と言いますか、頭の中にあることをこうして書き出すことで、整理していきたいと思います。今日は「具体」と「抽象」について。

今後、事業としてデジタル分野のリスキリングとDX推進支援をやっていこうと考えています。考えないといけないこと、やっていかないといけないこと満載なのですが、自分の傾向として「抽象的」に考えがちだなぁ、というところがあります。

「こんなことをしたい」というビッグピクチャー、抽象的な概念を思い描くのは楽しいし好きだしどちらかというと得意かもしれませんが、それを実現するために「具体的に何をするのか」という部分を考えたり実行したりするのが苦手です。妄想家の私は「みんなそういうもん」と思っていたのですが。

「具体的なアクション」を特定し実行するのは得意だけれど、ぼんやりとしたことを考えるのはどうも。。。というタイプの人もいることに最近気がつきました。

「総論」と「各論」、とでも言うのでしょうか。私はいつまでたっても「総論」しか話さないので、行動が伴いません。「各論」を詰めてどんどん実行していきたいタイプの人は、私の横ではウズウズするのかも。でもそんな「行動派」の人の横にいる時、具体的な行動までは早いけれどそれは局所解にしかなっておらず、全体の最適解につながってるのだろうか?ということを私が感じることもあります。

「具体」と「抽象」、「部分」と「全体」、「各論」と「総論」、「行動」と「理念」、それぞれどちらも大事なので、行ったり来たりしながら物事を進めていく必要があるな、と感じました。

「DX」なんて「デジタルで変革を起こす」なんて、とてつもなく大きな概念です。具体的に何をしていくのかを特定し、実行していくのがとても重要。でも、その特定・実行の過程では、全体を俯瞰した時の「あるべき姿」「なりたいイメージ」も必要。フェーズに合わせて具体と抽象の議論を行ったり来たりしながら進める必要があると思います。

と、これもまた、「言うは易し、行うは難し」なので、「抽象論」かもしれませんが。
自分がどちらに偏りがちかを自覚して、状況に応じて自分の資質を押さえたり、自分にない資質を持ってる人と組んだりして進めるのが大切ですね。

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