
斬られれば死に撃たれれば死ぬ【Wuah日報】
Steamで配信されたサイバーパンクアクションゲーム「AKANE」を購入した。
舞台は、「揚げた魚」「楽園」などの直訳ガバガバ日本語ネオンがチカチカのメガ東京。Katsuroという男への復讐のため、少女がヤクザをバッタバッタとブチ殺していくという「ニンジャスレイヤー」的世界観のゲームだ。
ゲーム内容は全方位シューターと似ていて、とにかく迫りくる敵を倒すというもの。マップ探索要素はなく、ひたすら湧いてくる敵をひたすら倒してく。「ニンジャスレイヤー」的に表現すれば「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」「イヤー!」「グワー!」……といった感じだ。
本作がイカしているところは、自分も敵も一撃で死ぬという点。1ミス即ゲームオーバーなので、超シビアだ。ただシビアな分、死を避けるための多彩なアクションが用意されている。たとえばダッシュで敵を回避したり、刀で敵の銃弾を弾き飛ばしたりといったことが可能。攻撃についても刀による攻撃と銃という二種類が用意されている。刀は使っているとスタミナが減っていきゼロになると隙が発生。銃は使っていると残弾数が減少。刀で敵を倒せば銃弾は回復するため、刀と銃を上手く組み合わせて使う必要があるわけだ。
一撃死のシビアなゲームバランスと、多彩なアクションを駆使する回避と攻撃、そして鳴り続けるイカしたデジタルミュージック……という諸要素は「ホットライン・マイアミ」を思わせるものがある。プレイしていると軽くトリップしたような感覚になるのも「ホットライン・マイアミ」に近い。デジタルドラッグのような気持ちよさだ!
世界観はSFだし、ビジュアルはインディーズゲームならではの独特さ。なのでリアルな内容ではないんだけど、斬られても撃たれても死ぬという一撃死は非常にリアルだ。このヒリつくような感覚はたまらないぜ!
いいなと思ったら応援しよう!
