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#17 自転車輪行キャンプツーリング 川井キャンプ場+灼熱の多摩サイ75km

折りたたみ自転車で長距離ライドがしたいと思っていて、地図を見ていて気付いたんですよね。

有名な奥多摩エリアの、氷川キャンプ場や川井キャンプ場って、多摩川の上流では?

行きは輪行することにして、帰り道は自宅までの殆どのルートを、多摩川沿いのサイクリングロードで繋げるじゃん、と。

そして片道の走行距離は、ぱっと調べた感じ70km以上!最長不倒に挑戦できる!!

そして9月の三連休に予約が取れてしまったんですよね、川井キャンプ場。しかも連休の二日前でも空いてたんです。

すでに自動車の人は満員となっていましたが、公共交通機関の人(徒歩とか、自転車など)は△どころか、まだ〇状態。

川合キャンプ場。到着時は空いてました

ちなみに近くの氷川キャンプ場は、すでに自動車も公共交通機関の人も✖(満員)でした。

川井キャンプ場は駐車場が狭く、近くに大型の駐車場もなさそうで、こういうことになったのかと思います。

天気予報も晴れマークがそろい、行くしかない。勢いで行ってきました!

行きは電車輪行で青梅駅まで。青梅駅から川井キャンプ場まで12㎞程度は自走。キャンプ泊して、翌日の帰りはキャンプ場から自走一本で自宅まで75kmを走る計画。

三連休なので、最終日は休養日に充てるというチキン的というか、十分に練られた計画です。

まずキャンプ場までの行き方ですが、東京駅経由の方が電車が空いていそうなので、田町駅まで自走。
8:00田町駅発(京浜東北線)
8:18東京駅発(中央線快速)
8:37新宿駅発(ホリデー快速)
9:35青梅駅到着

新宿発のホリデー快速は登山客等で混んでるか不安でしたが、微妙に(遅い方に)時間をずらしたせいか、迷惑かけずに十分スペースを確保できました。

ただ途中でどれだけ混むか不明だったので、新宿駅から青梅駅まで最後尾車両で1時間はずっと立ちっぱなしです。

青梅駅を10時頃には出発。12㎞程度の登り基調を自走し、11時過ぎにはキャンプ場にチェックイン。

正面奥の建物が青梅駅です

川井キャンプ場は、日帰りエリアと宿泊エリアが分かれているんですが、宿泊エリアの一番端っこでタープ泊です。したの写真の青い丸印のところにタープを張りました。

11時前に奥多摩大橋から撮影
パスファインダー張りですが、暑かった・・・

今回は座椅子を投入。

キャプテンスタッグの座椅子です。軽いけどかさばるので、今まで持参しなかったんですが、やっぱり椅子は必要ですな。快適度が段違いでした。

周囲はソロの方が3組、ちゃんと間を取ってサイトを確保し、皆さんとあいさつも交わし、週末にもかかわらず良い感じ・・・
と思いきや。

昼ご飯にパスタを作って食べ終わり、隣駅のセブンイレブンまで買出しに行き、15時にはシャワーを浴びて、のんびりキャンピングタイム開始だぜ、
と思いきや。

夕方までは平和だったこのキャンプ場の端のエリアも、さすがに三連休の快晴の初日には勝てず、超絶混雑エリアに!!

そう、川井キャンプ場はフリーサイトです。

これから後も、さらに混みました・・・

ソロキャンパーとソロキャンパーの間の微妙なスペースに、4人組若者男子、2人組若者男子が、それぞれ大きなテントとタープを張っていきます。

さらに、そんな川そばにテント張るか?!というような、大きな石がごろごろしていて、少しでも増水したらアウトじゃん?!というようなエリアに5名以上の男女混合組が、これまた大きなタープとテントを張ります。

川方面の視界はテントだらけ、人らだけになってしまい、すっかり夏場の海水浴場状態。

ま、しょうがないよね。
しょうがないので、こちらも負けじとお酒を飲んで酔っ払います。

夜ごはんはセブンイレブンで買った冷凍食品がメインです。簡単。
賑やかなキャンプ場で、大汗をかきながら、しっぽりと焚火を楽しみます。
川井キャンプ場は直火OKです。

正直、焚火は暑かった・・・

お酒が足りないけど翌日のライドに備えて、22時にはとっとと就寝。途中で、暑さとしゃべり声で何度か目を覚ましながら気づくと、翌朝6時過ぎ。

こんな状況でタープ一枚でよく寝れるもんだと、自分でも感心します。

朝ごはんをすませ、洗い場や灰捨て場を何度か往復して、ちゃっちゃと撤収すませ、9時20分、帰り道の自走スタート!!

出発前は、やる気がみなぎってたのですが・・・

ラフな行程です

快晴なのは良いけど、あっつい。暑すぎる。この日最高気温は35度でした。しかもこんなきついのは初めて、というアゲンスト。向かい風。爆風!

小径車ということもあってか、下り坂で全くスピードが上がりません。悲しすぎる。風の威力ってすごい。

出発から1時間ちょっと。すでに疲れが出てきます。玉川神社でお参りと休憩。

多摩川と玉川とは何か関係が?

そして多摩サイ出発地点と思われる、羽村取水堰に到着です。

空の青さと相まって、川の色が綺麗です。キャンプ場よりきれいに感じた(笑)

多摩川がしっかり写っていなかったのが残念

じつは取水堰近くには、玉川神社ではなく、阿蘇神社というサイクリストご用達の神社もあったようなのですが、細かい道が入り組んでいて、気が付きませんでした。帰ってから気づくという失態。次回だな。

ここからは、多摩川沿いに信号もない道をひたすら漕ぎます。太陽と風との闘い。

日陰がない・・・

相変わらず強風ですが、たまにサウナの熱波のような熱風が吹き付けてきます。これはきつい。日影もないし、走っている間は体感気温40度はゆうに超えています。

でもこの道はサイクリストが多いですね!当たり前か。

ロードバイクが9割以上ですが、ペダルが前輪についていて、仰向けになりながら運転する自転車ともすれ違いました。小径車もいっぱい走っています。なぜかうれしい。

ただ、キャンプ道具を積んでる自転車は1台も見なかったな・・・。時間がずれていたか?!これはさみしい。

多摩リバー50㎞の案内板です

途中で多摩川を外れて、昼ご飯に中川原駅近辺へ。天下一品(こってりラーメン屋)を発見し、今日は罪悪感なく汁まで完飲できる!と意気込んでお店の前に行くと、なんと日曜日は休業・・・。ありえん。

近くの街中華でラーメン+チャーハンの炭水化物おばけセットを食し、再度漕ぎだします。ご飯食べると元気になるのは、小学生以来の感触ですよね。

相変わらず風がとてもきつい。河原のグラウンドの砂ぼこりもひどく、砂嵐へ突っ込む状況もしばしば。

僕のことを抜いていった小径車の兄ちゃんは、立ち漕ぎでした。
平坦な道なのに立ち漕ぎじゃないと、スピードが上がらない状況・・・。

そんなこんなで、二子玉川の高層マンション群が見えてきます。なんとなく帰ってきた感じ。

ところが、羽村取水堰からずっと左岸を走っていたのですが、二子玉川駅の手前からいきなりダート道になります。

この道は良かったんですが・・・

最初は、踏み固めれた問題ない砂の道だったんですが・・・

途中からひどいガレ場(石ころの凸凹道)にもなってしまい、早く終わってくれと思うものの全く終わらず。

これ以上はちょっとタイヤが持つか不安で、身体にも振動が伝わってくる。相当疲れもたまってきたので、丸子橋手前で多摩サイを断念。

当初は体力が持てば、蒲田あたりまで多摩川沿いに行こうと思ってもいたけど、疲れも相当です。

これはもういかん、ということで丸子橋から最短距離で自宅に向かうことにしました。

そしたら・・・、ここら辺は大田区なんでしょうか。

雪谷や馬込あたりを超えていったのですが、こんな坂道(=登り坂)多いの?!アップダウンの繰り返し。

かの有名な桜坂も初めて通ることが出来ましたが、自転車で登るとなると話は別。全く感傷が湧かない。写真撮る元気も全くない。

ちゃんと筋トレしなきゃ、と心に誓いながら、最後の10kmを走り抜き、
休憩時間を入れて、トータル6時間で帰ることが出来ました。

限界を広げるために走ってみたけど、1日で75kmライドはきつすぎた。もう少し日々トレーニングもして、30~50km程度を走りこもうかな。

でも30㎞までのライドはとても楽しいですよ、折りたたみ自転車!笑



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