見出し画像

#22 林間と海へ!折りたたみ自転車で2泊3日輪行ソロキャンプ

2024年の年末12月29日から、2泊3日で茨城県へキャンプに行ってきました。
電車輪行を交えながら、いつもの相棒、折りたたみ自転車birdyでキャンプツーリングです。

しかも珍しく、1泊目のキャンプは男4人でソログルキャンでした。

全体の工程はこんな感じ。地図上の大きな湖は、霞ケ浦です。
残念ながら、湖沿いはほとんど走りませんでしたが・・・。

高浜駅まで輪行→りょっちゃんの秘密基地(泊)→Farm Resort(泊)→石岡駅から輪行

1日目:
田町駅から山手線で上野駅へ。上野駅から常磐線(普通電車)に乗り換え高浜駅まで。高浜駅から霞ヶ浦沿いを10㎞程度サイクリングして、
「りょっちゃんの秘密基地」で男4人のソログルキャン。

2日目:
りょっちゃんの秘密基地を出発し、30㎞をサイクリング
鹿島灘を一望する「Farm Resort」でソロキャンプ
(途中、温泉とスーパーに立ち寄り)

3日目:
Farm Resortから自走で30㎞強走り、石岡駅まで。
石岡駅から特急電車で品川駅へ。品川駅から自走で帰宅

初日のキャンプは、2年前にキャンプ場で知り合ったTさんと、Tさんのお知り合い2人と合計4名でソログルキャンです。

実はTさんとは、去年の11月に2人でソログルキャンをしました。
お互いはじめてのソログルキャンで、めちゃくちゃ盛り上がり、意気投合
(したはず)。

歳もいった男同士で盛り上がれるって、我ながら素敵です。その結果、今回Tさんの知り合いも交え、4人でのキャンプとあいなりました。

1日目

11時にキャンプ場集合の予定で、常磐線普通電車に揺られること1時間半。
10時半には高浜駅到着!

年末の普通電車は空いてます

ここから10㎞くらいのサイクリングです。
ところがハンドルバーが緩んでたり、荷物が多くて高浜駅での出発準備に手間取り、

セットアップに30分もかかってしまった

サイクリング中は霞ヶ浦の逆風にさらされ、

いそげ、いそげ
すごい風でした

買い出しに寄ってしまったら、予定を大幅にオーバーしキャンプ場到着は12時。他のみなさんは車なんでね、向かい風とか関係ないし(汗)

この日のキャンプ場「りょっちゃんの秘密基地」は、知る人ぞ知る穴場スポット。水なし・トイレは微妙、直火OKのキャンプ場です。

ここは霞ヶ浦が見えるキャンプ場なのですが、野営大好き系男子(というか、おっさん)は迷わず林の中へ突っ込みます。

キャンプ場の開けたエリア。奥に霞ヶ浦が見えます

この日はわれら4人だけ。
てっきり湖の見える場所に張るのかと思いきや、広場の裏にある林の中へ!みなさん迷わず景色のない林間エリアを選択です。

狭い林の中で、各自のエリアを決めます。僕以外はポーランド軍幕が2人に、バンドックソロが1人と、かなりガチな野営系。

この奥にテントを張っています
しかも地面は平たんではない・・・

僕は寒さ対策としてMSRのテント泊にしたんですが、皆さんにあわせるべくタープ泊にすべきだったと後悔。
(氷点下4度の予想だったし、日和ってテント泊にしました・・・。)

僕だけ異質な寝ころびスタイルです。

しかし、楽しかったです。お互いでサイトやギアを入念にチェック。
各自のこだわりや、ポリシーをひしひしと感じます。

みな、いつも一人なので、知識や技を交換することで世界が広がる感じ。

お互いが相手をリスペクトし、認め合う感じです。
社会全体がこんな感じだったら、平和で生き易いんだろうなと思いました。

2日目

そんなこんなで、あっという間に翌日になってしまい、
次の4人でのソログルキャンプ地と大まかな時期を決めて、僕は次のキャンプ地へ。

次のキャンプ場へ出発!

すでに朝10時半を過ぎてました(汗)

途中、北浦温泉という狭い内湯が二つだけの小さな温泉に立ち寄り。
ここは年末年始休暇なしで営業中。地元の銭湯の位置づけなんでしょう。
年配の方々が、入れ代わり立ち代わりで賑わっていました。

着いたときは、廃墟かと思ってしまった。すいません・・・

この日のサイクリングは30㎞。
冷たい風の中、山を越え、田舎道を進んでいきます。

たまには林道っぽい道を走ります
畑から、ほのかなねぎの香りが漂う
北浦の鹿行大橋

キャンプ場付近まで来たら、地元スーパーで買い出し。

その際、おっちゃんに「なんや、日本一周してんのか?」と聞かれ、
否定するのもどうかと思い「ええ、まぁ。」と答えておきました。
きっと2泊3日の装備には見えなかったんだろうな・・・。

そして15時には「Farm Resort」到着!
トイレ、シャワー、洗い場と通常のキャンプ場に必要なものがそろっているキャンプ場です。ゴミ出し有料なのが痛い。

管理棟です

キャンプ場の目玉。海がドーン、と目の前にあります。

斜面を降りたソロサイトからの景色

景色が満点のキャンプ場だからでしょう。
ここはファミリーとカップルでいっぱい。
1日目との違いにアウェイ感もいっぱいです。

ただ、ここのソロサイトは海に降りる斜面に点在しているのですが、ソロサイトは僕だけ。ソロサイトは景色が良いけど人気がないようで、オーナーが嘆いていました。

人気のない理由の一つと思われるのが、各サイトまでの急坂。
固めてはいるけど、若干滑る砂地の舗装されていない急坂を、上り下りする必要があります。車の横づけが出来ないし、バイクもこの砂の急坂は下れないでしょう。自転車も手押しで昇り降りしました。

ソロサイトであれば週末でも空いている感じだったので、また来ようかな。

安定の寝転がりスタイル

チェックインが遅かったので、あっという間に陽が陰ります。
波の音を聞きながら、焚き火を開始。

良い景色です
落ちている流木も使い、燃やし続けます

薪がなくなると、もう寒さに耐えられず就寝。
21時前には寝ていたと思います・・・

3日目

このキャンプ場は東に向いているので、朝日が出れば相当まぶしそう。
テントの出口を東に向けて寝たのですが、朝日は拝めず。残念。

夕方ではないです。朝です
コーヒー飲んでるときに少しだけ太陽が照りました

朝ごはん食べて、コーヒーを飲み終わり、オーナーにご挨拶して出発。

ここからは畑の合間を縫って、石岡駅へ一直線!!

この日も30㎞程度を相棒のbirdyと走ります。
風も冷たく、疲れも溜まっているのか、なかなか進みません。

コンビニもないので、自販機でトマトジュース買って休憩

たまに人とすれ違う程度で、殆ど車も走っていません。
小さな小さな神社を通り過ぎたとき、大晦日であることに気づきます。

この日は神社を3つも通り過ぎました

なぜか家族が懐かしくなってくる。

寒いし、3日目の疲れでくたくたになった時に、
大晦日でも「今日の定食」を提供している台湾料理屋を発見!

ラーメンチャーハン定食(850円)を注文。ありがたい。

まずまずのお味でした!

ラーメンの写真を撮った時に気づく。
あれ、携帯のバッテリーが切れそう。

お店を出てからは地図の確認をやめて、最後は道に迷いながらなんとか石岡駅に到着。

石岡駅の時計。バッテリー残量1%で撮影できた!

帰りは特急ときわで快適に帰路へ。大晦日の東京方面はガラガラでした。

次回の自転車キャンプはタープ泊にチャレンジしようかな、と思った次第です。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集