キャストラディックス 2本の新芽
キャストラディックスは2005年発売のパズル。
作者はAkio Yamamoto氏。
台座のようなパーツから2本の新芽が生えているような形状で、初期状態の自立する姿は何とも力強く美しい。
オブジェとして飾っているだけでも様になる。
Akio Yamamoto氏らしい繊細さとエロティシズムがよく出ている。
3つのパーツが絶妙な匙加減で邪魔しあうので、どのようにして外れるのかを想像させない。本当に上手に設計されていて、正解を容易には発見させない。
公式の難易度よりは難しく感じる。もう一段階上でもいい。
少なくともキャストチェーンよりは難しいと思う。
ビジュアルも、外れるまでの動きも、全てが比類ない。
こんなに良い作品に出合えて、本当に良かったと思える。
シリーズの中で最高のお気に入り作品だ。
公式難易度:5
個人的難易度:6
[総評](A~E)
お気に入り度 : A
意外性 : A
複雑性 : B
遊びやすさ : B
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