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妊活や不妊治療に鍼灸は必要? 鍼灸院の選び方と付き合い方
妊活や不妊治療中に何か出来ることはないかと、サプリメントや漢方、鍼灸や整体など様々な民間療法を探したことはありませんか?
SNSやネットで検索すれば、玉石混交、様々な情報が出てきます。
そのような民間療法の中で代表的なもののひとつに鍼灸があります。ネットサイトやSNSはもちろんのこと、様々な妊活系雑誌でも鍼灸が取り上げられることは少なくありません。
また不妊クリニックと提携している鍼灸院もあることから、不妊鍼灸は効果があるのではないか?と考える人もいるのではないでしょうか?
この記事では、妊活や不妊治療に鍼灸は必要か?
鍼灸院を選ぶポイントや鍼灸院に通う時の注意点についてまとめています。
後半の鍼灸院を選ぶポイントや鍼灸院に通う時の注意点については有料となります。
*記事に関する注意点
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妊活や不妊治療に鍼灸は有用なのか?
妊活や不妊治療における鍼灸の効果に関しては、エビデンスと言えるようなデータがきちんと出ていないのが現状です。
もちろん、文献等を調べれば「効果があった」という報告もみつかりますが、「特に効果はなかった」という報告も出てきます。
オーストラリアとニュージーランドで行われた「体外受精を受ける女性の出産に対する鍼治療の効果」に関する報告では以下のような記載があります。
824 人の女性を対象としたこのランダム化臨床試験では、生児出産率は、鍼治療を受けた女性では 18.3% だったのに対し、鍼治療を受けていない対照群の女性では 17.8% であり、有意差はありませんでした
今後さらに調査や研究が進めば、有用であるという報告も増えてくるかもしれませんが、現段階ではそのような報告はまだまだ少なく、鍼灸が妊活や不妊治療に有効であるとは残念ながら言い切ることは出来ません。
無理をしてまで通う必要はない
ただ、個人レベルでみれば効果を感じている人、鍼灸があったから妊娠出来たのではないかと思っている人がいるのも事実です。
個人的には、妊活や不妊治療において鍼灸を併用することを否定するつもりはありません。
不妊治療以外に何か取り入れたいのであれば、鍼灸もひとつの選択肢だと思っています。
妊活や不妊治療はストレスも多いため、リラックス目的やストレスからの体の不調改善等で鍼灸を検討していう人もいるでしょう。末端の冷えが辛くてという人もいるかもしれません。これらの場合、鍼灸が選択肢のひとつになると思います。
ただ、子宮はそう簡単に冷えることはありませんので、冷えを解消したら妊娠するわけではないことは知っておく必要があります。
また後半(有料部分)にも記載しますが、鍼灸院と一言でいっても玉石混交なため、鍼灸院を選ぶ際には注意が必要です。
そして、鍼灸に過剰な期待を抱かないことも大切です。時間やお金に余裕がないのに、「鍼灸に通えばなんとかなるのでは」と思って無理してまで通う必要はありません。
また鍼灸院へ通うことがストレスになるのであれば、いったん鍼灸を中断するのもありです。
鍼灸と不妊に関してはまだまだわからないことも多く、今後新たな見解が出てくることもあるのではないかと考えています。だからこそ、一歩ひいた視点で考えることも必要だと思います。
ここからは、鍼灸院を選ぶ際の注意点や怪しげな鍼灸院の特徴などをお伝えしていきます。
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