№5251:「時間貧乏」から脱しよう!
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、今も昔もほぼすべての人が「忙しい・・」「時間がない・・」と言っています。
その理由は主に「仕事」です。
わかりやすい例を出すと「飲み会」のお誘いをしたとした「参加できない理由」の95%くらいは「仕事」が理由です。
もちろん本人が「参加したい」と思っている「飲み会」についてです。
「飲み会」ならまだいいような気がしますが、これが「旅行」になると少々話が変わってきます。
先般読んだ本に面白いエピソードが記されていました。
ざっくり書くと「海外旅行へ行ったAさん」と「それを断って重要な会議に出席したBさん」の話です。
その後、Aさんは海外旅行へ行ったことを何年も覚えていました。
それほど素晴らしい体験だったからです。
一方のBさんですが・・。
「重要な会議の内容」をしばらくしたら忘れていました。
「重要」なのに。。
「重要だから断った」のに。。
所詮、「重要」といってもこの程度の意味しかないのです。
それで「何年も忘れることができない体験」を失うのですから、これは一体何なのかということです。
同書にはこのような人を「タイムプア(時間貧乏)」というと記されていました。
「マネープア」も困りますが「タイムプア」も困ります。
また同書には「アメリカ人の約80%がタイププアである」とも記されていましたが、おそらく日本人も同じような状況でしょう。
考えてみればおかしなことです。
インターネットやスマートフォンの普及により世の中はどんどん便利になっています。
かつ1日24時間という長さも変わっていません。
であるならば、時間はどんどん余っていくはずです。
そうなっていかないのは、私たちの多くが「お金と時間を哲学していないから」だと思います。
多くの人は漠然と「年収がこれだけ欲しい」的なことを考えていますが、それを生み出すための「時間」についてはまったく考えていません。
と同時に「テクノロジーに管理されているから」です。
私たちの生活は常にパソコンやスマホといった端末で完全に管理されており、なにもかもをいちいち気にしなければなりません。
こんな毎日を送っていれば、どんどん「時間」は奪われていきます。
「便利になったつもりが実は時間を失っている」のです。
「人生=時間」です。
「お金(収入)」を追う。
役職を追う。
便利さを追う。
その結果が「タイムプア(=生きたい飲み会や旅に行けない)」では「なんのための人生か」と思います。
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