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№5665:「取引先いじめ」は絶対にするな!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、本日はFBL大学の第3週目のオンラインセミナー配信日です。
本日公開の講座では「FBL大学の皆さんは絶対に取引先いじめ(弱いものいじめ)をしないでほしい」というお願いをしました。
私たちは昔から当たり前のように「合い見積もりを取れ」「1円でも経費を削減しろ」と言われてきました。
この関係性は明らかに「発注側が上」で「受注側が下」です。
どれだけ人間性とか人格が劣っていても「立場が上」というだけで高圧的に出るのが当然とされてきました。
が、これは相手の利益を奪って、自分の利益を取る行為に他なりません。
相手を痛めつけて、自分が利益を得ているのです。
人間として最低最悪の行為だと思います。
念のため言っておくと、昨今のフィットネス業界企業の「利益」は、ほとんどがこのパターンです。
相手を困らせて、自分たちが潤うとは一帯どういう神経なのかと思います。
こういう態度、姿勢でビジネスをすべきではありません。
ちなみに私は初期以外は「合い見積もり」を取ったことはありません。
一定の関係性ができたら「合い見積もり」どころか「見積もり」すら取りません。
「この相手」と決めたら「いくらくらいですか?」程度だけ聞いて、そのままお願い(発注)しています。
その後、勝手に送られてくる見積書をまともに見たことはないと思います。。
仮にその価格が競合会社より高くても気にしません。
目先の価格よりも「関係性」の方が大事だからです。
皆さんだって逆の立場だったら、そういうパートナーと仕事をしたいと思うでしょう。
いちいち値切られたり、合い見積もりを取られてはたまったものではありません。
もちろん、各社、各自には「予算」というものがあります。
当たり前ですが「いくらでもいい」ということにはなりません。
そうであるならば、予算を先に出して「この中でどこまでできるか」を話し合えばよいのです。
そもそも発注して納品してもらうことで助かっているわけですからね。
偉そうにする理由なんてひとつもないはずです。
もともと私は「業者」というべきではないと言ってきました。
「取引先」、または「業者さん」と言うべきだと。
「アルバイト」「バイト」も同じです。
「アルバイトスタッフ」か「アルバイトさん」というべきだと言ってきました。
その理由は「上から目線」だからです。
ここに一切の「対等性」はありません。
今は「ステークホルダー資本主義」の時代です。
「取引先叩き」など論外もいいところ。
取引先とはパートナーとして「ともに成長していくこと」が当たり前に求められています。
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