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№6301:「ひとりで得られる成果」と「チームやコミュニティの仲間と築く未来」には大きな差がある

こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。

さて、昨日は「現在は小欲の独立の時代ではない」と記しました。幾度も同じことを言っていますが、「小欲の独立」とは以下のようなものです。トレーナーでいうなら、現在の会社を辞めました。マンションの一室でパーソナルジムを始めました。顧客が20名来ました。単価は8000円で月4回です。売上は64万円です。これでなんとか暮らしてはいけます。こういった活動に満足している人がヤマのようにいます。このような活動は最初はなんとかなるかもしれませんが、4~5年もやれば(もったとして)ヘトヘトになります。活動にも「天井」が見えます。

もちろん、最初は「自分の生活」を最優先するのが当然です。スタートは「小欲」でいいのです。しかし、ビジネスが軌道に乗ってきたら「もっと広く社会に貢献したい」「もっと多くの人に貢献したい」と考えるのがビジネスマンとしての成長であり、成熟だと思います。何故、多くのパーソナルトレーナーが「法人化」を嫌がって個人事業主を続けているかといえば、税金を払いたくないからです。このことは「収入が一定のところで止まっていること」と同義です。これが「天井が見えている」ということであり「小欲である」ということです。

「ひとりで得られる成果」と「チームやコミュニティの仲間と築く未来」には大きな差があります。ひとりで活動する人がどれだけ増えても社会に対する影響力は皆無に等しいといえます。このことは全国に5万店舗あるといわれている整骨院が証明しています。5万店舗もあれば日本を変えられるのにもかかわらず、個々が「自分の治療」にこだわって「連帯」しないから全体としての総力になっていかないのです。

今、求められているのは「ひとり」ではなく「チーム」でやることです。この時、「チーム」に求められているのは「社会問題の解決を志す未来的な組織であること」であり、そこで働く「個人」に求められているのは「個として輝くこと」です。「社会問題の解決を志す未来的な組織に参画すること」が「部分」で、「個として輝くこと」が「独自」です。ここにこそ「自分(独自+部分)の人生」があるのです。

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