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№6320:二枚舌の原因は「自己中心性」にある
こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。
さて、一昨日に「二兎を追う者が一兎も得ない理由」を記しました。この考え方は「二枚舌」にも通じるものがあります。「二枚舌」とは一貫性のない発言や態度を取り、異なる相手に対して矛盾したメッセージを伝える行為行動を指します。
典型的な「二枚舌行動」を示します。それは「Aさんに対しては好意的なことを言いながら、BさんにはAさんの悪口を言う」というようなものです。何故、こういうことをするかというと、AさんとBさんそれぞれにいい顔をするためですが、最終的には矛盾が露呈し、信頼を失います。別の例では、上司には「頑張ります!」的なことを言いながら、部下スタッフには「無理をしなくてもいいからね」なんて言っているのも「二枚舌」に該当します。
言うまでもなく「二枚舌」の人は長期的な信用を築けません。その理由は「自己中心性」にあります。「自己中心的である」ということは「自分の感情や利益を優先することで言動に矛盾が生じる」ということです。この「自己中心性」や「言行不一致」こそが信用を損なう最たる行為です。信用や信頼は一貫した態度や行動を時間をかけて積み重ねることで初めて築かれるものです。なので「この判断は短期的には利益になるかもしれないが、長期的には信用を損なうのではないか」と考える視点が必要になります。
が、自分の感情を優先する人には、その視点を持つことができません。短期的な欲望や感情に流されて「この場を自分の都合の良いようにしたい」とか「この場をうまく切り抜けたい」といった思いが優先されるからです。「二枚舌」も「自己中心性」も最悪です。ここから脱さない限り、長期的な関係を築くことはできないと思います。
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