№6271:人生の時間は「失われるもの」ではなく「新たに得られるもの」
こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。
さて、私は現在60歳です。たまに「もし、20歳若かったら、どうなっていただろう」なんて考えることがあります。もしそうであれば、優秀なアラフォー世代の人たちと肩を並べて仕事をする喜びがあったと思うからです。彼等彼女等と同じ立場で挑戦を共有し、互いに高め合い、切磋琢磨することを考えるとワクワクします。現在の私とはまったく異なる作品が出来上がっていたと思います。
一方で、60歳という年齢だからこそ、得られる視点もあります。これまでも言ってきたことですが、「20年先回りしている」という事実があるからです。これは先輩風を吹かすのではなく、独立起業経験であり、夫婦生活であり、子育てであり・・といった、現在のアラフォー世代の皆さんがこれから経験するであろう人生の修業を私は終えていたり、一定の会得をしています。この観点や視点から経験値やアドバイスを提供することには相応の価値があると思っています。その前に同世代だったら「こいつ、使えねーな」と三下り半を突きつけられていたリスクもありますが・・(笑)。
と、いうようなことを書いていますが、私はこれまでの人生で「若さ」を懐かしんだり、あの頃に戻りたいと思ったことは一度もありません。もちろん「もう1回、高校生活をやりたいな」みたいな感覚はありますが、所謂、アンチエイジング的な感覚は皆無です。人生の時間というのは「失われるもの」ではなく「新たに得られるもの」とでしょう。「若いから魅力的」とか「年齢を重ねているから視座が高い」といったこともないと思います。人生は常に「これから」しかないのであって、「より良い未来のために、今、できることをやること」が、シンプルな「人生の要諦」だと思います。