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№6280:陰口、悪口、批判等は何故起こる?
こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。
さて、相も変わらず、ネット上を中心に「人への悪口や批判」が目立ちます。私はネットニュースや旧ツイッターといった類のSNS等をほとんど見ることがありませんが、それでも目には入ってきます。こういった人の悪口を言ったり、書いたりする人について「暇である」とか「生きている世界が狭い」といった批判がありますが、はたしてそうなのでしょうか。
「暇」については、そういうことをやる時間が大量にあるとか、不安や孤独感を紛らわすために一時的な満足感を得ようとしているという指摘があります。しかし、多忙な人でもストレスや疲弊によってネット上での攻撃的な行動を取ることがあります。自分がむしゃくしゃしていることを他者を攻撃することで(こちらも)紛らわしているのでしょう。いずれにせよ「暇かどうか」は大きな要因であるにせよ「暇である」とは一括りに言えない気がします。
「生きている世界が狭い」はどうでしょう。例えば、日々、自宅と会社のみを往復しており、会社では部下スタッフを叱責、自宅では(男性なら)妻に文句を言う。こうなってしまうと目の前のことしか気にならなくなります。こういう人は「自分が生きている狭い世界の中」で、瞬間瞬間で怒りを発散しています。なので「ネット派」ではなく「リアル派(リアルで悪口や批判を言う人)」といえるかもです。
いずれにせよ、人への悪口とか批判というのは「自分が正しい」ということの証明のように感じます。目にしたものが間違っていると感じる。だから、それに自分の考え方を被せていく。この行動は匿名性によってさらに助長されます。一種の「正義中毒」です。「正義中毒」については「脳は自分が正しいことをしていると感じることで快感を得る傾向がある」という分析がなされています。他者の攻撃は気持ちいい!この報酬系統は危険です。こういった行動をしないことはもちろん、日頃からネガティブな情報に触れないことが大切だと思います。
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