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№5335:「社内の問題」を「社内」で話し合っても絶対に解決しない

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、新コロ禍で企業の業績が二分しています。

(所謂)アフターコロナに対応した企業は業績を伸ばし、対応できていない企業は低迷しています。

現在の日本における状況は戦争下のようにニーズが消滅したのではありません。

ニーズが移動したのです。

その移動した先を押さえているか、押さえていないかの問題です。

言うまでもなくフィットネス業界企業の大半は後者です。

多くの企業が新コロ禍前と同じことをやっています。

で、業界団体は神頼みみたいなことをやっていると聞きます。

まったく話にならないと思います。

私が見たところ、多くの企業が「社内の会議」を繰り返しています。

そこで「あーでもない、こーでもない」と策をひねり出しています。

が、こんなことをやっていても絶対に状況は変わりません。

絶対にです。

何故なら「その人たちはこれまでも問題を解決できてこなかった人たち」だからです。

その頭でどれだけ話し合いをしても、これまでも問題を解決できてこなかった人たちに、今後の問題を解決できるわけがありません。

そういう企業に必要なのは「社外の人」であり「業界外の人」の視点です。

要は「外部の視点」です。

が、外部の人は現状を否定します。

現状がうまくいっていないのだから、否定されるのが当たり前です。

しかし、お山の大将の経営者はこれを受け入れる事ができません。

だから、従順な部下スタッフたちと会議を繰り返すのでしょうが、当たり前に何も解決できません。

これは「人間関係」や「労働問題」も同じです。

上記と同じ理屈で、社内で起こったことを社内の人に相談しても絶対に解決しません。

何故なら「その問題はその人たちが起こしたから」です。

「問題を起こした人」、または「その一員の人」に相談したところで、問題が解決するはずがありません。

夫婦関係なんかも同じことが言えるでしょう。

仲の悪い夫婦が「話し合い」をしても関係は悪化するだけです。

または一時的に関係修復するかもしれませんが、時間の経過とともにまた同じことになるはずです。

「新たな発想」というのは「既知×未知」によって生まれます。

「未知」という「外部の視点」を避けて、いつまでも「既知」に頼っているようでは、この先どれだけ時間があっても問題は解決しないと思います。

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