№6298:「チーム」でやるのか「個人」でやるのか
こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。
さて、一昨日の「怒り」の続きです。私は「怒りっぽい」というか「イラっとしやすい」と自覚しており・・それを正当化するつもりはありませんが、イラっとする場面というか瞬間はほぼ決まっています。3つにまとめると、1つは「ルールに反すること」です。物事を運営していく上で「ルール」は不可欠なものです。野球なんかでも「私は右打者なので三塁の方が近い」と打者が逆方向に走り出したら競技になりません。が、実際はこれをする人がいます。「三塁に走る」は極端ですが、ルールを考慮せずに「私はこう思う」的なことを無配慮に出してくる人は少なくありません。
2つは「価値観」です。もちろん「価値観」はその人次第なので、それをどうこうしようとは思いません。例えば、健康産業従事者の喫煙行為。これを「ルール」として定めることはできますが、こんなことは職業上の常識範囲内の「価値観」です。仕事に向き合うことにあたってのそもそもの根本が違う。仮に「勤務時間内は喫煙」という「ルール」があったとしたら、こういう人は「勤務時間外ならいいだろう」と考えます。こういう人とは一緒にできません。
3つは(あまり好きな言葉ではないですが)「報連相の不備」です。「このケースはどう考えても事前相談が必要」という案件を単独で強行していたり、「先にAさんに言っておかないと、Aさんが気分を害す」と予測できることを、いきなりAさんがいる前でBさんに言ってみたり・・といったことに無神経さを感じます。LINEひとつにしても「一言返信」すべきところをリアクションスタンプで終わらせてみたりとかも該当します。
では何故、こういうことが起こるかといえば、すべて「想像力の欠落」です。想像力が欠落する理由は「自分にベクトルが向いているから」です。自分にベクトルが向いているから「自分の行動の結果、相手がどう思うだろう」とか「どういう影響が出るだろう」ということが想像できないのです。こういう人は「チームプレイヤー」に向いていません。「個人事業主として好き勝手にやればいい」という話です。それが自分のためであり、相手のためだと思います。