№6290:「時間労働」から脱することが「自分の人生」を始める第一歩
こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。
さて、労働基準法では「週40時間」という労働時間が決められています。
1日10時間なら週4日勤務、1日8時間なら週5日勤務。だいたいの場合は後者なので「週5日勤務、週2日休み」というのが一般的です。言うまでもなく「労働基準法」というのは「会社が従業員を働かせる場合のルール」です。このようなルールを設けないと、会社が従業員を酷使するからです。従業員を守るために「労働基準法」は必要です。
一方では「仕事時間など気にしない」という人がいます。もちろんこれは「自分の意志に基づいて」です。こう言うと多くの人が「週に50時間働くのか、60時間働くのか」と感じるでしょうが、違います。自分で決めるということは「週に20時間だっていい」ということです。「週7日働く」だって、1日3時間が週7日かもしれない。これが「自由」ということです。令和の時代になっても第二次世界大戦直後に制定された労働基準法に基づいて働かされている多くの人たちは「週7日働く=休みがない」としか思えないように洗脳されているのです。
そんなことを言ったら独立起業してから毎日ブログを書いている私は「17年間休みなし」になってしまいます。が、おそらく私は週休2日の人たちより海外旅や国内旅や飲み会等に多く行っていると思います。「休みはないけど自由はある」方が「休みがあっても自由はない」よりよくないでしょうか? 実際、私はサラリーマン時代、休日を満喫できた記憶はありません。当時、小さかった子どもたちと楽しく遊んでいても、明日が近づくにつれて「また出勤しなければいけないのか・・」と憂鬱になっていました。
大事な大事なポイントは「自分で決める」ということです。週に60時間でも、それが自分で決めた時間ならストレスにはなりません。対して、週に20時間でも、それが命令された時間ならストレスです。その昔、私は恩師から「忙しいと言うな。心を亡くすからだ」と教えられました。数多くのことを教えていただきましたが、これだけは実行できませんでした。当時の私に心など亡かったと思います。それは「すべてが決められた時間」だったからです。そこから脱することが「自分の人生」を始める第一歩だと思います。