№5690:学んだことを血肉にするのは質問や対話である
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、先日、某YouTubeを観ていたら、元日本人メジャーリーガーが「日本の選手は全然質問してこない」といわれていました。
このメジャーリーガーは日本球界に復帰したのですが、そのチームの選手はこんな感じだったそうです。
その中で、唯一質問してきた選手はその後、メジャーリーガーになり活躍しています。
これに対して、質問者(日本プロ野球OBで現在70歳超)も「そもそも日本プロ野球界の重鎮たちがまったくメジャーリーグから学ぼうとしていない」という主旨のことを返していました。
昨日記したダルビッシュ選手の動画でも、村上選手が食事会等の場でダルビッシュ選手の近くに来て、練習の仕方や食事の仕方について質問してきたことが紹介されていました。
これはビジネスでも同じです。
例えば、セミナー後の懇親会は必ず参加して、可能な限り講師等の横に座るとか、短い時間でも質問攻めにするといった行動が求められます。
学んだことを血肉にするのは質問や対話です。
にもかかわらず、対話や質問を実践する人は驚くほど少ないと思います。
私は対話と質問とメモでここまでやってこれました。
私のような凡人がビジネスの世界でやっていくには、ビジネス面でも人間面でも成功している人(高い評価を受けている人)と対話をして、わからないことや知らないことは質問し、それをメモして復習、実戦するしかありません。
時に「メモなどするな」という人がいますが、メモをしなくても覚えていて実践できるのなら、それでいいと思います。
肝心要は行動です。
私はメモをしないと覚えられない、というかメモをすることで覚えるのでメモを必要としています。
この対話をしない、質問しないですが、加齢したり、役職が上がれば上がるほどやらなくなります。
当業界を見たって、私は年上世代から質問等をされたことはまったくといっていいほどありません。
大手企業の社員なども社名や社内でしか役に立たない役職にどっぷり浸かっています。
が、こうなった時点でその人の成長は終わり。
60歳になっても70歳になっても若者に質問しまくる。
そして自身を省みて、自己改善を繰り返す。
これができなくなったら、その存在は「老害」でしかないと思います。
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