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№6319:「空白」が未来を創る
こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。
さて、先日、やっと本の処分をしました。年内にやるとか宣言していましたが、整理が年末になってしまい、引き取りが年明けとなりました。300~400冊くらい処分しました。冷静に考えると「40万円くらい捨てたのか」となりますが、気分はいいです。
こういった行動は「物理的な整理」に留まらず、「心理的・精神的な整理」にもつながると感じます。物理的な観点で言えば、限られた空間に余剰なものを詰め込めば、当たり前に新しいものを受け入れる余地がなくなります。そこに新しいものを突っ込めば、整理できない、処理できないとなるのは自明の理です。
心理的な影響についても同様で「余計なものを持っている」という感覚は、日常的にはさほど気にならなくても、小さな葛藤として心のどこかに存在しています。例えば、その光景を目にするたびに「片付けなきゃ・・」とか感じます。「塵も積もれば山となる」ではないですが、「この程度ならいいだろう」という感覚を温存していると、時間軸の中でどうでもいいことが心の中を占有するようになります。こういった不要なものを順次手放すことが、新たな知識や経験を得るための余地を生みます。
何事においても、常に一定規模の「空白」をつくっておくことが必要だと感じます。ごく普通に考えて、ゴミ屋敷に運気がやってくることはないでしょう。だからといって、ミニマリストみたいな考え方もしたくありません。大切なのは「必要なだけ持つ」ということだと思います。その上で常に成長余地となるスペースをあけておくこと。「春日のここ空いてますよ」ではないですが、物理的にも精神的にも空白を持つことが、より良き未来を創っていくための必要な準備だと思います。
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