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№5223:「やる情熱」よりも「やめない情熱」が大事

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、私は仕事柄もあって多くの人の考え方や行動を見聞きしてきましたが、とにかく強く感じるのは「ホント、最初だけの人が多いな」ということです。

最初のうちは威勢がいいけれど、飽きてくるのか疲れてくるのか、徐々にトーンダウンしたりフェードアウトしていく。

「読書をします」

「早起きをします」

「毎日情報発信をします」

「ダイエットをします」

今まで何百回、何千回と耳にしてきました。

が、大半の人は続きません。

この「最初だけ威勢がいい」ということこそが「うまくいかない人」に見られる共通的な特徴です。

例えば「早起き」。

「やる!」と決めて次の日に「4時起き」するのであれば、おそらく誰にでもできます。

この時「早起きはなんて素晴らしいんだろう!」と感じるはずです。

そこで仕事に取りかかれば「朝は誰にも邪魔されない。最高だ!」と思うことでしょう。

ついでに言えば、安価なインスタントコーヒーも実に美味しく感じるはずです。

が、こんな感覚になるのは「最初だけ」。

大半の人が脱落していきます。

何故、続かないかといえば「続けなくても困らないから」です。

要は「続ける意味がない」。

では何故「続ける意味がないこと」を「続けよう」と思うかというと、一瞬の感情で自分の未来の態度を決めているからです。

これを「反応的」といいます。

「7つの習慣」で「未熟」と位置づけられている態度です。

こういった「反応的な態度」を繰り返している限り、人生は軸のない転々としたものになっていくだけでしょう。

何よりもマズいのは相手に「この人は続かないんだな」という印象を与えることです。

これは「信用を落としていること」に他なりません。

「信用=お金」ですから「信用を落としている人」がビジネスで成功することはあり得ません。

もっとも推定約90%の人はこんな感じなので仕方がないのですが、「そうではない10%」に入りたいのであれば考え方や態度を改める必要があります。

私は「やる情熱」より「やめない情熱」の方が数倍重要だと思っています。

何故なら「何かを始めた人」より「何かを続けた人」の方が圧倒的に少数だと思うからです。

逆からいえば「やめない人」が「情熱がある人」ということでしょう。

「やります!」とか「頑張ります!」なんていうのは簡単です。

それは「結果を出すまで続けること」によって初めて価値を成すのだと思います。

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