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№6353:「面従腹背」という悪しき働き方

こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。

さて、企業文化において、私たちが社員(チームスタッフ)にまず求めるのは、会社の軸となる部分をしっかりと守ることです。「会社の軸」とは、ビジョンやミッション、価値観を指します。社員一人ひとりがこの軸を理解し、それに共感しながら行動することで、組織としての一体感や方向性が生まれます。

しかし、現実にはこれとは異なる働き方をする人もいます。表面上は謙虚で素直に見えるものの、実際には会社の価値観ではなく、自分自身の考えを
最優先し、それを譲らないタイプの人です。昨日に記した「理念のタダ乗り」も同じですが、こうした「面従腹背」の姿勢は一見、組織のルールに従っているように見えますが、実際には内心で異なる価値観を抱き、自分本位の行動をとるため、組織の調和を乱す要因になります。

実際、チームの方針に表向きは賛同しながらも、実際には自分のやり方を貫こうとする人や、会社のビジョンよりも個人の都合を優先する人はいるものです。このような姿勢は、短期的には成果を出すこともあるかもしれませんが、長期的にはチームの信頼関係や協調性を損ない、結果として組織の成長を妨げます。それに該当しているかどうかは「本人がどう思っているか」ではなく「まわりの人がどうなっているか」で明確になります。該当している人は人間関係が拡がっていかずに閉じて固定化します。もっと言えば孤立化します。残るのは主従関係が出来上がっている子分的な人だけになる。これは顕著にわかります。

本当に必要なのは、表面的な従順さではなく、会社の軸を理解し、それに沿って主体的に行動できる人材です。個々の考えや価値観を持つことは重要ですが、それを会社の理念と重ね合わせ、共通の目標に向かって進める柔軟性こそが、組織の発展において不可欠な要素です。私たちは真に会社の軸を共有し、フリーでフラットでファンな姿勢でともに成長できる仲間を求め続けます。

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