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№5319:「ゴールがないレース」に意味はない!

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、昨日、一昨日と「社員を疲弊させる経営者は無能である」という主旨のことを書いてきました。

こういうことを書くと経営者から猛烈に嫌われますが、事実なので仕方ありません。

社員や部下スタッフを疲弊させる原因は幾つもありますが、その1つが「ゴールがないレースをやらせていること」です。

例えばですが、ゴールを知らされずに延々とマラソンをさせられたら、途中で力尽きて倒れるでしょう。

多くのフィットネス業界企業がやっていることはこれと同じです。

だから従業員が次から次へと病んでいったり、やる気を失っていくのです。

「当社には明確な予算がある。予算を達成することがゴールである」という経営者もいるでしょう。

が、こんなのは経営側の勝手な言い分です。

年度末になれば、すかさず翌年度の予算が示されます。

従業員からすれば「ゴールしていないのに、また次のゴールを目指すのか」ということでしかありません。

「ゴールは常に先にある」のです。

そうならぬための1つの考え方が「重要業績評価指標」といわれるものです。

「KPI」と言われたりしますが、私は「重要業績評価指標」とは「この数字を達成すれば利益が出る」という「根拠」であり「原因」であると捉えています。

ここで重要になのが「利益の目的」です。

そもそもKPIすら存在しない企業が大半だと思いますが、数少ないKPI導入企業の「利益の目的」は「会社(店舗)が儲かること」です。

これでは社員はやる気になりません。

かつては私も「店舗の利益を目的としたKPI運営」をやっていましたが、「完全に間違っていた」と思います。

その反省があるのでスモールジムでは「KPIの目的」と「経済的自由・精神的自由・時間的自由の獲得」として、それを実現するための「重要業績評価指標」をホームページで明示しています。

施設坪数はこう。

会員数はこう。

単価はこう。

初期投資はこう。

回収はこう。

で、こうすれば代表社員の年収(経済的自由)はこうなる。

時間的自由はこうなる。

精神的自由はこうなる。

このように「こうすればこうなる」ということをすべて明らかにしています。

ここまで情報公開している会社はほとんどないと思います。

こうすることで「ここまで頑張れば、自分の年収はこうなる」ということがわかります。

その上で、年収600万円が希望な人はそこまで頑張ればいいし、年収800万円が希望な人はそこまで頑張ればいい。

それだけのことです。

が、一般的なフィットネス業界企業ではどこまで頑張ればいいかがわからないばかりか、どうすれば自分の年収が上がっていくのかということがまったく示されていません。

「昇給システムがある」と反論されるかもしれませんが、1年間頑張った結果が「月額数千円」では話になりません。

仕事というのは「自由になるため」に存在するものです。

疲弊して拘束されて「不自由になる」など本末転倒です。

もっと「自由」にフォーカスして頑張りましょう!

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