№5350:「つながり」とは「仲良くすること」ではない!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、先週は「『つながり』をつくれない会社や個人は活躍できない!」と記しました。
現状の世の中を見れば「つながっている人」が中長期的に成功しています。
それはお客さんであれ、従業員であれ、各種ステークホルダーであれです。
逆から言えば「つながれない人」は職場やコミュニティを転々としたり、人間関係も崩壊を繰り返しています。
「つながり」というと何やら「仲良くすること」のようですが、ビジネスにおける「つながり」は「より良いネットワークを築けるかどうか」と同義です。
以前、有料メルマガで紹介した本に「天才族(頭がいい人)」と「ネットワーク族(頭の良さは普通で社交的な人)」を比較したときに「今後、良い人生を送っていく」のは「ネットワーク族」であることが示されていました。
「天才族」は自分の力を過信して、自分だけで頑張っちゃうのです。
一方の「ネットワーク族」は「仲間から学び、改善のチャンスを得て、その知識をネットワークに還元するという行動」を取ります。
難しく考えることもなく、この説明を読むだけで「ネットワーク族が成功、成長する」ということが直感的に理解できます。
このような「質の高いネットワーク」をつくっていくことを、私は「コミュニティビジネス」と言っています。
「ネットワークビジネス」という言葉にはMLMのような「マルチ商法」というイメージが定着していますので「コミュニティビジネス」がよいと思います。
ビジネスや人生で成功したければ「良いコミュニティに身を置くこと」です。
ちなみに「先生対生徒」とか「トップダウン型組織」のような「一方向の集団」を「コミュニティ」とは言いません。
この時、「コミュニティ」には自ら積極的に関わっていくことが重要な行動指針になります。
何故なら「自分から関わりにいかない人は相手から返ってくるものも小さいから」です。
「交流」をしない限り、自分に入ってくるものはありません。
このような行動を取れる人が「つながりをつくれる人」であり、ビジネスでも人生でも成功できるのだと思います。
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