№5367:毎日が「はじまりの日」!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、土曜日は(基本的に)いただいた質問にお答えしています。
【今週のご質問】
「『物事が続かない人』を見ていて、どのように感じますか?」
【私の考え方】
「あ~この人もそうだったか・・」「あ~また始まったか・・」「でもみんなそうだから仕方ないな・・」と思います。
私はジョフ・ベゾス氏が提唱している「はじまりの日」という考え方が大事だと思っています。
これは「すべてのことに初日と同じ活気と起業家精神で取り組むこと」を意味しています。
さらにベゾス氏は「2日目には組織が立ち止まる。すると時代に乗り遅れる。次第に苦しみながら会社が傾く。そして滅びる。だからいつもはじまりの日でなくちゃならない」とも述べています。
それだけ「2日目」というのは危険なのです。
しかし、多くの人はこれができません。
FBL大学をやっていても、たまに最初だけ威勢がいい人がいます。
様々なことが物珍しいからでしょう。
講座も視聴できるのか!
個別コンサルも受けられるのか!
イベントにも参加できるのか!
これは成長できるぞ!と。
が、続かない。
あっという間に2日目、3日目が登場するのです。
こうなる理由は幾つもありますが、3つだけ取り上げてみます。
1つは「飽きること」です。
が、これは仕方ありません。
行動が起こる人が20%で、行動が続く人が20%なので「学ぼう!」という行動が起きても「20%×20%=4%」なので、全体の96%は行動が継続しません。
96%というのはほぼ全員です。
なので仕方がないのです。
私は4%の人になりたいし、そういう人と一緒にやりたいです。
2つは「本気でそうなろうと思っていないこと」です。
そもそもの目的意識が希薄。
だから途中でつまらなくなってくる。
また、常に何かに守られているから本気になる理由もない。
が、意気込み的なものだけはある。
これも96%層の行動といえます。
3つはそこに「過去が登場すること」です。
「はじまりの日」という考え方は「過去にとらわれない」という考え方と表裏一体です。
が、多くの人の行動が止まる理由は「自分のイメージと違う」というものです。
当たり前ですが「自分のイメージ=過去の自分がつくったもの」です。
これにとらわれている限り「新しい人生」は絶対に始まりません。
「過去の自分」が「今の自分」をつくったのですから「過去の自分」にとらわれているうちは「未来の自分」は「今の自分のまま」です。
が、「過去の自分」を否定するのは不快です。
人間は不快なことを避けますから、それをやらなくなるのです。
今まで月に1冊も読書をしていない人が「(例えば)週に2冊以上の読書が必要」と知って、いきなり読書を始めることがよくありますが、たいていは続きません。
最初は「新鮮だ!」と思っても、実は不快ですから、そのうちやらなくなります。
不快だからやってこなかったのですから、そうなるのが当たり前なのです。
私もこのnote(ブログ)を5367日連続で書いています。
「毎日が初日」のつもりでいます。
その精神が消え失せたときが引退の時だと思っています。
何故ならそこから衰退が始まるからです。
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