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「勝てる土俵」を選択するということ
こんにちは。遠藤です。4870回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。
昨日は「勝てる土俵を選択しなければ勝てない」と記しました。
それは自分で選択しなければなりません。
そこには当然、メンター等からのアドバイスも含みます。
だからこれも昨日記したように「日常的に付き合う集団を選ぶ能力こそ失敗と成功を分ける鍵である」ということになるわけです。
が、社会人の大半は「勝てる土俵」を選択できていません。
その理由は簡単で昇格とか人事を会社に決められているからです。
「あなたの職場はここですよ」「あなたの役割(役職)はこれですよ」「あなたの能力はこのくらいですよ」ということをすべて会社に決められているからです。
働く場所、働くポジション、働く報酬・・こういった「人生そのもの」を会社に決められているのです。
ここに自己尊厳はありません。
日本国憲法第13条には「個人の尊厳」が規定されており、これは「全体を個人に優先させる全体主義を否定し、個人主義を宣言する」というものです。
と考えれば、会社って憲法違反では(笑)
私であれば「雇われての年収400万円」なら「自力での年収300万円」を選択します。
※もちろん「それでいい」ということではなく。
それが「尊厳」というものだと思います。
私の考える「尊厳」とは「自分の魂を売り渡さないこと」です。
この時、「正社員契約」というのは完全に魂を売り渡しています。
「雇用を保障する代わりに一定の給料を保証します。だから辞めないでください。辞めたら裏切り者扱いします」というのが「正社員契約」の本音であり、これは完全に会社都合の制度です。
この制度が成立するのは、そこに「ありがとうございます!」なんて言って従属していく人がいるからです。
「そんなのは飼われているだけだ」と考える人が増えれば「正社員契約」は崩壊します。
もっとも最初は正社員契約でも悪くはないでしょう。
「辞め癖」をつけないためと「企業奴隷経験」を積むためです。
が、それも数年で十分。
どんなに長くても20代まで。
30歳を過ぎて「正社員契約です」とか「異動になりました」という人は「自分の人生(自己尊厳)」というものを考え直した方がいいでしょう。
FBL大学の第1回講義から言っていますが、会社で働くなら「個人事業主契約(法人契約でもよい)」にして保険申請等から確定申告まですべて自分でやるべきです。
「いい歳をして会社に身の回りのお世話をすべてやってもらうって何なのよ」と思います。
介護施設じゃないんだから。
「言われたことをやる」のでななく「自分でやる」。
その上で「自己の強みを磨く」。
そして「勝てる土俵」で勝負する。
それが当然の「個」の行動指針だと思います。