見出し画像

№6346:リーダーの仕事は「指示命令」から「個性の統合」へ

こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。

さて、少し前のFBL大学の講座でも述べたことですが、これからのリーダーの役割は、単に指示を与え、それに従わせることではなく、メンバー一人ひとりの個性や能力を統合し、チーム全体の力を最大化することにシフトしていく必要があります。前者のような旧態依然型のリーダー(正確にはリーダーではなく単なる役職者)は部下スタッフ等から相手にされなくなっていくでしょう。

とはいえ、この方向性はリーダー、部下スタッフの双方にこれまで以上の高い責任と負荷を与えます。「個性の発揮」といったところで好き勝手にやっていいわけではありませんから、リーダーは「明確な理念(MVV)」を提示する必要があり、メンバー個々の個性や多様性をチームの目標に合致させるための環境を整える役割を担います。そのためには強いリーダーシップが求められます。

一方の部下スタッフ側にもこれまで以上の努力が求められます。「個性の統合」ということは「個性がなければ統合されない」ということです。従来のように指示通りに動くだけでは役立たずです。毎日1~2時間の勉強はもちろんのこと、「新聞を読んでいません」なんていうことでは話になりません。これまでの何倍も努力することで自らの個性を考え、磨き、主体的に考え行動することが求められます。

リーダーと部下スタッフの関係は、これまでの上から下の一方通行から、双方向の努力が求められる時代に突入しています。リーダーは個性を統合する術を磨き、メンバーはその個性を発揮する努力を惜しまない。ここに上下はありません。双方が対等な関係として互いに成長し合い、成果を最大化することが重要です。この協働の姿勢こそが、組織の力を引き出し、変化の時代を生き抜く鍵になると思います。

▼スモールジムのホームページはこちら
▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「働き方の未来」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら
▼2007年から2020年8月のブログ(4740回分)はこちら

いいなと思ったら応援しよう!