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№6322:リーダーは「全体」でなく「全部」を見る

こんにちは。遠藤です。日本の健康社会問題解決のため、2020年から予防型ジムである「スモールジム」を全国に展開中。ビジネスリーダー輩出を目指す「オンラインビジネススクール(FBL大学)」も2013年から運営しています。

さて、昨日は「今と未来」について記しました。「今しか見ていない人は未来を失う可能性が高い」と。ここでもう1つ重要な観点が「全体」です。「今・未来・全体」。物事というのはこの「3つの視点」で成立しています。このことをもっともわかりやすく示したのが「虫の目、魚の目、鳥の目」です。虫が(虫眼鏡)で本質。魚が流れなので未来。鳥が空からなので全体となります。念のため言っておくと「今しか見ていない=虫の目」ではありません。「虫の目」は「本質」であって「今しか見ていない」は「近視眼」といえます。「今=本質」である必要があります。

リーダーは物事の「全体」を見ることが欠かせません。この時「全体」というと俯瞰して見る的な「鳥の目」が連想されます。が、そうではなく「全体」には「本質」と「未来」が含まれます。なので「全体」ではなく「全部」と表現した方がよいと思います。「リーダーは全体でなく全部を見る」ということです。この「見る」にも定義が必要で「見る」には「見る、視る、観る、察る」の4種類があるといわれています。一般的には「見る、観る、視る」かと思いますが、私は4種類でこの順番で学びました(この説明は割愛)。

「リーダーは全部を見る」に戻ります。ここで重要な能力はスピードです。「全部を見るのに1週間かかりました」では話になりません。つまりは「一瞬」です。リーダーには「一瞬で全部を見る能力」が必要です。もちろんこれは難しいことですし、私もできているとは思えません。しかし「常にそう意識すること」はできます。「今が大事です」ではなく「このまま行ったらどうなるだろう」「これは個人にとっては好都合でも、チーム全体にとってはどうだろう」と。いずれも、リーダーじゃない個人事業主的な人、チームプレーができない自己中な人に欠けている思考だと感じます。

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