№5344:これからの時代「雇われている50歳以上」は給料が下がり続ける
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、少し前のことですが「50歳を超えると転職で不利になる」ということがデータで示されていました。
これまで国内の転職は「35歳が限界」といわれてきたので、(上のデータを見る限り)それが50歳手前まで伸びたという感じでしょうか。
いずれにせよ、こうなるのは時代の必然です。
かつては企業が成長局面にあったため体力と若さがある「歯車」が欲しかったわけですが、グローバル経済やIT社会、そして新コロ禍による世の中の大変革が起こった今は「歯車」ではなく「能力を有した即戦力」が必要になっているからです。
それで40歳以上の人材に需要が出てきているのです。
が、40歳以上にチャンスがあるといっても、それは「今後の時代に対応できる専門能力を有す人材のみ」です。
さらにそれを必要とするのは資金力のある大企業か、資金調達に成功したベンチャー企業だけでしょう。
「チャンスはほとんどない」と言っていいと思います。
そんなことよりも各自は「自分の足で立つこと」を優先する必要があります。
「雇われる」という考え方は捨てた方がいいでしょう。
それが最大の自衛策です。
かねてから私は「40歳定年論」を提唱しています。
各自は40歳になったら「会社を辞めて起業する」と決めるべきだと思います。
※もちろん40歳よりも早い分には問題ない。
私を筆頭に大多数の人は(上記該当の)大企業やベンチャー企業から声がかかる確率は低いでしょう。
であるならば「自分でやること」を最優先するのが賢い考え方です。
上の資料では「50歳以上は転職で給料が下がること」が示されていますが、これからの時代は「転職してもしなくても雇われている50歳以上は給料が下がり続ける」ことになります。
※既得権益が肥大化した老害は除く。
それは40歳以上に前倒しされるかもしれません。
繰り返しですが、こうなるのは「雇われているから」です。
ちなみに私は今年58歳ですが、50歳代も60歳代もまだまだ働けるし、自分の能力を向上させていくことができます。
当然、収入だって上げ続けていくことができます。
それなのに50歳時で「給料は下がりましたが、雇っていただきありがとうございます」ではあまりにも情けないと思います。
そうなりたくなければ「40歳定年制」を真剣に捉えることだと思います。
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