№5356:行動指針は「お客さんのためかどうか」の一点のみ
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、少し前ですが、星野リゾートが「2020年2月以降に運営を開始した施設が21ヶ所ある」という記事を読んで驚きました。
とはいえ、私たちスモールジムも新コロ禍の2年間で0店舗から30店舗のネットワークを築きましたので(比較することではないとはいえ)負けてはいませんが、事業規模感が違います。
※これは「優劣」ではなく「ビジネスモデル」の違い。
記事では「同社が攻めの営業を実現できる3つの理由」が紹介されていたのですが、これが非常に納得できるものでした。
それは「①人材教育の強化」「②臨機応変な集客戦略」「③メリハリの効いた投資」です。
※人材については2022年4月に過去最高の671人が入社。年間でも過去最高の788人が入社予定。
取り組みの詳細は省略しますが、記事を読んで「素晴らしいな!」と思いました。
言うまでもなく、現在業績低迷にあえいでいる~フィットネス業界企業がやっていることは「この真逆」です。
簡易に比較をすると「①人材教育の強化」は(昨日のnoteでも触れましたが)「省人化」「人減らし」の方向が顕著です。
経営者達の関心は「人件費削減=コスト削減(人件費=コスト)」にしかなく、この時期に「社員教育」を強化した会社はほとんどないでしょう。
「②臨機応変な集客戦略」も「まったくの手つかず状態」です。
「オンライン集客」にはとことん疎いし、勢いでつくった「DX事業部」的な部署もほとんどが機能していません。
「③メリハリの効いた投資」も言わずもがなです。
経費削減方針の元で折込みチラシ等も使えなく、やっていることは「紹介を増やせ」「退会を減らせ」。
「経費を減らして利益を出すこと」しかできませんから、必要な投資さえ渋ることになります。
結果、人はいない、集客できない、時代に対応していないという状態。
目先のことに対応してきたが故に、将来の競争力をまったく築けないでいるのが多くの企業の実態です。
どこもかしこもこの状態です。
または短期的な需要に目をつけた新業態です。
後者は5年後、10年後には存在していないでしょう。
このような状況に、もし不満とか違和感があるのなら「自分でやるべき」です。
納得のいかない方針についていく人がいるから、納得のいかない方針が温存されるのです。
それは「お客さんのため」になっていませんよね。
「お客さんのためかどうか」
行動指針はその一点だけだと思います。
▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「継続するコミュニティビジネスの考え方」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?