№5369:世の中をつまらなくしている「正義の味方」たち
本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、ちょっと下ネタ的な話をしますが、私(御年58歳)が未成年の頃は所謂「エロ本」が主流でした。
丁寧にビニールに入っていたので「ビニ本」とも言われていました(笑)。
その類いの雑誌も多数販売されていました。
少年達は大人に隠れてこれらをこそっと見ることに夢を抱いていたのです。
当時は深夜に下ネタ番組も平気でやっていました。
今、思えば「とんでもねーな!」というものもあり、これを(所ジョージさんとか)ごく普通の売れっ子芸能人が司会を務めていました。
当たり前ですが、今、このようは番組は見ることができません。
「エロ本」も売れません。
理由はインターネットとスマホがあるからです。
インターネットを見れば「エロ本(何度もすみません)」よりも数百倍(数千倍?)過激な写真や動画を見ることができるし、スマホがあれば親に隠れて「こそっ」と見ることもなく、基本的にいつでも見ることができます。
にもかかわらず、世の中は禁止、制限、規制のオンパレードです。
私が失笑したのはBPO(放送倫理・番組向上機構)の「痛みを伴う笑いはいじめを助長する」という見解です。
どう考えたって、いじめの本質はこんなところにはない。
逆にこのような狭小で歪んだ考え方は、マスクをしていない人を罵倒する・・他県ナンバーの自動車を傷つける・・ワクチン接種をしていない人を非難するといった「正義中毒」を生んでいくことにつながると思います。
腹立たしいことに、トレーナーやインストラクターにもこの種の人間がいます。
「あれはダメ、これもダメ」と言っている偏った連中です。
言うなれば「フィットネス業界版BPO」。
こういう人たち全般は「自分たちは正しいことをしている」と思い込んでいますが、やっていることの実体は「世の中から自由を奪っているだけ」「世の中をつまらなくしているだけ」です。
これまでも言ってきましたが「自由とは選択肢を与えること」です。
BPOなら「ここまではいいですよ」ということです。
禁止、制限で自由を奪って、まったく何をどうしたいのかと思います。
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