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昔のことを嘆くのであれば、今その問題について考えよう

昔の〜は良かった。

僕が若い時は・・・・

こういう話はどんな業界、世代どこでも出る話だと思う。当たり前のように出る不満である。最近、この言葉が嫌になってきている。

そもそも過去というのは記憶があいまいなものが多い。自分はこう思っていたが、人はそう思っていなかったり、はたまたそこまで綺麗なものでもなかったり。

そのぐらい曖昧なものであると思っている。

しかし、人は今が不自由なほど過去にこだわり、今を悲観する。

でも、今その不満が生まれていたりするのはどう考えても過去の積み重ねに他ならないと思う。同じところにいればいるほど、それは如実になっていく。

起きている問題に程度はあるにせよ、今と昔では時代も違っている。人も価値観も変わっている。

そんな中で同じように人が動くとは考えにくい。それにいらいらしてもしょうがない。ならば、今起きた問題をどうすればいいかを考えて行動する方がよっぽどいい。

そのために大事なことがある。

相手を教育するスキルである。

昔よりもわかりやすく腫れ物みたいな人も少ないし、すぐに注意してくれる大人もいない。それどころか、人に教えるスキルが高い人が本当に少ないのでこの様な人材不足や質の低下が嘆かれるのではないか?

代わりに増えた人は、影響力はある人だ。

影響力と人間力、教育する力は別物だ。

今、SNSを使いこなす人が本当に多い。そして、見て鵜呑みにする人も多い。それは、経験して学ぶ機会が減っているからでは?と僕は思っている。

代わりにやってくれている人がいる。

贅沢な生活を見せて、次は君だと根拠もなくいう人がいる。

こういう人をなぞっても、大事なピースはそろわない事が多い。結果うまくいかない。

教育がうまい人は、好み極めがうまい。教えることの再現性が高いのだ。

これからどんなスキルが必要なんだろう?と考えたときには、今困っていることを解決できる教育者が足りない、ということを最近思っている。

とてもむずかしい、でも、必要としている人が多いスキル。

個人で働いているけど、その様なことも覚えていきたいと思っている。

それはきっと、これから働きやすくなるために必要なことだと思うから。

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Mutoo
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