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「一かけのほうせき」〜ゴン王国のあらそい〜 第一話

ある、王国がありましたとさ。その王国には、2つのあらそいがおこってました。「わしが、このくにの国王じゃ!」「いやいや、この王国の国王はわたしだ!」そこには、コング家とサマー家がどっちが国王かあらそっていました。町中の人たちが、「まあまあ、おちついてください」とあらそいをとめようとしていました。

すると、そこへ王女がやってきました。そう2人は、王女とけっこんするため国王になるのです。王女がコングとサマーの前にいくと、2人どうじに「王女さま」とすわりこみました。

すると、コングが、「王女さま、こいつがわるいんじす。」と言いました。「なんだと!」ギャースカギャースカ町は大さわぎです。そのころコングの家とサマーの家の中でむすめのムーンとリングが町を見ていました。2人とも、「外に出たいわ」といつもおもっていました。そこである日、2人は外に出かけました。そして、出たしゅんかん「ドンッ!」2人のむすめがぶつかりました。「あなたはだぁれ?」「そっちこそ!」2人のむすめは、自こしょうかいをはじめました。ベンチにすわって、「わたしは、コング室のリングよ!」「わたしの名前は、サマー室のムーンよ!」2人ともおたがいてきとはわかっていませんでした。

そして2人はすぐに仲よくなりました。すると、ムーンが、「そうだ!わたしのお気に入りのばしょへつれていってあげる!」そう言うと、ムーンとリングは山の中の林や森に入って行きました。すると、そこには、とてもおおきなとびらがありました。ここは、2年に1回こっそり1人で来ているの」とリングか言いました。「そうなの…」ムーンがそう言いました。そして2人はそこに足を1ぽふみ入れたそのとき…

2人はきえてしまいました。

つづく…


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