看護師のためのお金の勉強

看護師がお金の知識があまりないことは以前に書かせていただきました。その知識がないことを自覚して、今後自身でお金について可能な限り知識を増やし行っていただきたいので、少しずつお金の知識をお伝えしたいと思います。

まず、看護師がお金の知識がないことについて、もう一度お話させていただきます。
仕事始めて、他の人より少し給料が高めであるためにあまり将来についての不安などなく、会計など金勘定に関わることはほぼない。興味を持つか、それらに関わる人が知り合いにいるかがないと、お金についての知識が入る環境がほとんどない。また、日本の慣習により、お金の話をするのをはあまり好ましくないような雰囲気があることで、お金を使うことは得意ですが、貯めるや増やすなどには無沈着な人が多い傾向にあります。
そのため、これから少しずつ知識を増やしていくために簡単なことですがお伝えできればと思います。


まず初めに、お金とはなんなのか。
何かを買うために必要なものや生きるために必要など、色々な考え方があると思います。それらは、個人で考えたものでいいと思います。
基本的には国民の3大義務によって、必要になってくるものだと思います。

1.教育の義務
2.勤労の義務
3.納税の義務

この3番目の納税の義務に関しては円で支払う必要があるため、仕事をして払わなければいけません。
と、硬い話をしてみましたが、これは学校で習います。お金を払うことに関しては教えられますが、お金を増やすことについては教えてもらえません。

そのため、まずお金を守るための知識も必要になります。
まずは、インフレについて知っておく必要があります。
インフレなら知ってるという方も多いと思いますが、一般的には物の値段が上がって、お金の価値が下がるということです。金融庁が提示しているインフレ率については、年2%を目標にしています。
そして、私たちが稼いだお金についてもインフレについて考えなくてはいけません。

まず初めに日本人は銀行に預けることが安全だと思っています。しかし、銀行に預けているお金も安全とは言えません。銀行は預かったお金を人や会社に貸すことで、お金を稼いでいます。それにより、預けているお金に対して金利がついて返ってきます。その金利も今は0.001%程度しかつきません。(ネット銀行だともう少し高いですが)
そのため、銀行預金に100万円預けていたとして、年2%のインフレによって来年には98万円の価値しかなくなっているということです。
つまり、インフレについて知らないと、知らない間にお金が減っているのと同じような現象になるのです。
これらを回避するためには年2%以上の年利でお金を運用していくしかありません。なので投資などして、余っているお金に働いてもらう必要があります。
これからの物価高を皆さんも一緒に乗り越えていきましょう!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集