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紅麹はスケープゴートにされたか?
ここ数ヶ月、何かと話題に上がる小林製薬の紅麹サプリ。
しかしシンプルに考えれば、日本の伝統食紅麹が甚大な健康被害を
もたらした?と言う事には違和感を感じざるおえない。
製造工程で青カビが混入した?との事であったが、そもそも例の
注射による甚大な被害報道がほぼ皆無であると言う事から俯瞰して
シンプルに言えば、その被害から目を逸らせる為に見え透いた
スケープゴードにされたとの見方が妥当な見方であるだろう。
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更に追い討ちを掛ける様に行われた、6月から改正された漬物製造に
関する法改正。
早い話、自宅キッチンの様なところで製造され産地直売所等で
販売されていた手作り商品の販売が実質禁止に追い込まれた。
この法改正を執り行うにあたっても、麹と言うものを悪者扱い
する事に一役買わせたと言う事だろう。
10年程までは食品業界に身を置いていた私であるが、記憶を辿れば
おそらく20年前くらいから、HACCPを食品の製造工程で取得する
事の重要性が語られる様になった。
当時はその意味を深く考える事もなかったが、ISO9,000やエネルギー
関連で使われる認証制度GGLなど、全てグローバリストが考え
生み出した単なる利権構造に過ぎないと言って過言ではない。
そもそも日本独自で生み出された伝統的食文化である麹菌を使う
製造工程に、西洋社会の基準HACCPを当てはめる事など、
全く不必要であると言わせて頂きたい。
伝統文化を破壊し、世界をワンワールドへ導きたいグローバリスト
の思惑に、抵抗もなく追従する日本政府。
家庭的な環境で製造された、おそらく添加物も使用しないであろう
最も安全な形で供給されていた漬物。
購入出来ない状況になったことを機に、むしろ発想を変え、日本人
の健康維持に欠かせない発酵食品としてのお漬物を、各自家庭で
作る事の大切さを見直す時なのではないだろうか。