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ランナーのための鼻呼吸が超ラクになるセルフケア


こんにちは、鈴木一登です(@suzuki_kazuto33

ランナーにとって呼吸はパフォーマンスを左右する重要な要素です。
特に鼻呼吸は酸素の取り込み効率を高め、持久力向上や疲労軽減に役立つとされています。
しかし、鼻詰まりや鼻の通りが悪いと、口呼吸に頼ってしまいパフォーマンスが低下してしまいます。

口呼吸は酸素の取り込み量が少なく、喉の乾燥や免疫力の低下にもつながります。
一方で鼻呼吸は、吸い込んだ空気を加湿・加温し、フィルターの役割も果たすため、体にとって自然で理想的な呼吸法です。
鼻呼吸を習慣化することで、ランニングのパフォーマンスは大きく向上します。

そんな時におすすめなのが迎香(げいこう)のツボを使ったセルフケア。簡単にできて効果が期待できるので、ぜひ日々のルーティンに取り入れてみてください。

迎香のツボってどこ?

迎香は小鼻の横のくぼみにあるツボ。鼻詰まりや鼻の通りを改善する効果があると言われ、東洋医学では鼻の不調全般に使われる代表的なツボのひとつです。


場所は小鼻のすぐ外側で、ほうれい線の始まり部分にあります。押すと少し響くような痛みを感じるのが特徴です。
このツボは顔の血流を促進するため、美容にも良いとされています。

迎香のツボが鼻呼吸に効く理由

迎香のツボは顔の毛細血管や副鼻腔に直接働きかけるため、鼻の通りを良くする効果があります。ツボを刺激することで、鼻腔内の血流が促進され、鼻詰まりが和らぐと言われています。

また、迎香のツボは三叉神経という顔の神経にも関わっており、自律神経のバランスを整える作用も期待できます。ランニング前に迎香を押すことで、鼻の通りが良くなるだけでなく、気持ちも落ち着きやすくなります。

セルフケアのやり方


  1. 指の使い方: 人差し指か中指の腹を使う。

  2. 圧の強さ: 心地よい痛みを感じるくらいの強さで押します。

  3. 押す時間: 5秒間押して、ゆっくり離す。これを3〜5回繰り返す。

  4. タイミング: ランニング前のウォーミングアップ時や、朝起きた時に行うのがおすすめ。

  5. プラスα: ツボ押しと同時に深呼吸を行うことで、自律神経が整いやすくなります。

自分行う場合は拳でぐりぐりと表面の筋肉を剥がすイメージで
ケアを行うとレース前には効果的です。

さらに効果を高めたい場合は、ホットタオルなどで鼻周りを温めてから行うと、血流が促進されてより鼻の通りが良くなります。

こんな時におすすめです

  • 朝起きた時に鼻が詰まっている時

  • ランニング前のウォーミングアップ

  • 花粉症やアレルギー性鼻炎がある時

  • 疲労が溜まって呼吸が浅くなっている時

迎香のツボ押しは即効性もありますが、毎日続けることで鼻の通りが良くなりやすくなります。特に花粉症や鼻炎がある方は、日々のセルフケアとして習慣化すると呼吸が楽になることが多いです。

鼻呼吸ができるようになると、ランニング中の心拍数が安定しやすくなり、持久力向上にもつながります。
また、夜間の鼻詰まりが解消されることで、睡眠の質も向上します。

まとめ

鼻呼吸がスムーズにできると、ランニング中の酸素の取り込み量が増え、疲れにくい体へとつながります。
迎香のツボは手軽にできるセルフケアなので、日常の習慣に取り入れてパフォーマンス向上に役立ててみてください。

毎日の小さな積み重ねが、呼吸の質を変え、ランナーとしての成長にもつながります。自分の体と向き合う時間を大切にして、より良いパフォーマンスを目指していきましょう!


鈴木一登
プロフィール

【資格】
⚫︎柔道整復師
⚫︎鍼灸師

【専門分野・得意分野】
⚫︎産後ケア、マタニティ
⚫︎現代鍼灸アプローチ

【運用Web.SNS】
⚫︎Twitter:鍼灸のテクニックや解剖学について発信します(たまにサザン)
⚫︎Instagram:ほぼサザンと草野球の投稿しかしません
⚫︎LINE Official:ちょっとした呟きを配信



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