SUPER STARWARS - Apple][らしいゲーム
先日の5/4はスター・ウォーズの日ということで、一気にエピソード4~9までを、うっかり見てしまったのですが(実はかなりの時間はうたた寝でした)、最初のスター・ウォーズが上映された頃(日本公開は1978年)を思い出してしまいました。
私がAPPLE][を使うようになったのは1979年なのですが、おまけで付いてきたカセットテープに SUPER STARWARS も含まれていました。カセットを読み込んで起動すると、映画のように文字は流れませんが、ゲームの説明が表示され、いくつかの質問に答えると、画面はもう戦いの最中です。
Apple II Game: Super Starwars (1979 Programma Software)
スター・ウォーズを題材にしたゲームは無数にありますが、このゲームはなんとアップル純正ではあったのにも関わらず、まだライセンスの仕組みが整っていなかったようで、何らかのオフィシャルなクレジット表記が見当たりません。
Star Wars video games
内容としては TIEファイターを撃墜するだけの内容ですが、アーケードゲーム感が満載で、STARTREKのような文字を中心としたゲームとは違い APLLE][ のグラフィックを生かしたもので、当時の他のパソコンの追従を許さないものでした。
Apple Cassette Games
撃墜時のサウンドもビープ音の域を出ていませんが、それでもここまで出来るんだという臨場感のあるものでしたよ。問題がまだ純正のジョイスティックは販売されておらず、ボリュームが付いただけのゲームパドル2つを90度の位置に並べて操作していたことです。
ゲームI/O - パドルとジョイスティック
APPLE][ユーザであれば誰しも、このゲームをやっていましたから、当然ジョイスティックが欲しくなるので、パソコンショップではオリジナルのジョイスティックが売られていました。
でもですね、お店で使ってみるとボリュームの可動域が狭くてゲームがやりにくいんですよ。かえってスコアが落ちる^^;。悔しいのでジョイスティックのメカをアキバで探して、回路図を見ながら抵抗値を少し調整できるような半固定抵抗を入れたりして自作を始めるのです。
Apple IIのハードウエア番外編
ところが自作だとメカの部分が華奢ですから、今度は簡単に壊れてしまうんですね。そして元のパドルに戻ると…。まあ映画の方も、このシーンのCGは有名ですが、当時のコンピュータの能力から線で出来ているので、パソコンでの再現性は良くて、難易度も結構高くてなかなかハマるゲームでした。
Starwars
Star Wars
この時代のパソコンでのゲームの話は以下の記事が楽しめました。
1982年以前のパソコンゲーム
この映画シリーズの話は、それこそいくらでもあるので、そのうちまた書きます。
ヘッダ画像は、以下のより
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Star_Wars_japanese_logo.png
Lucasfilm - https://m.imdb.com/star-wars/posters-we-love/rg179215104/mediaviewer/rm2847334656/, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=111536252による