kzn

前の東京オリンピックの年生まれ、東海道新幹線と同い年。もうだいぶ大きくなってしまった二人の子供のお父さんをやっています。今のお仕事はarduinoとかraspberry piを売っている電子部品通販サイトの中の人です。

kzn

前の東京オリンピックの年生まれ、東海道新幹線と同い年。もうだいぶ大きくなってしまった二人の子供のお父さんをやっています。今のお仕事はarduinoとかraspberry piを売っている電子部品通販サイトの中の人です。

マガジン

  • C言語教室

    ひょんな事から始まった我が家のC言語教室。文法あれこれよりも、まずコードを書いてみて動かしみることで、ハマりやすいC言語の癖を学びます。久しぶりに書いてみたC言語を通じて自分自身の学び直しにもなっています。

  • いろいろなプログラミング言語

    思い出したように過去に使ったことがあるプログラミング言語のことを書いていたのですが、そろそろマガジンにまとめておこうと思います。

  • C++ 再入門

    書こう書こうと思いつつ、なかなか手を付けられなかったC++ですが、ボチボチのペースで始めてみたいと思います。

  • 神宮外苑の今

    近所なのでよく散歩に出かける神宮外苑。いろいろなイベントも行われます。再開発も決まり、徐々に工事も始まっているので、散歩がてら日々の光景を書いておきます。

  • レトロPCたちの歩み

    私の年代の人にとって、はじめて出会ったパソコンたち。機種によってはもうなかなか情報も残っていないものもあります。当時の思い出とともに時代背景とスペックなんかをまとめておきます。

最近の記事

  • 固定された記事

プロフィールのようなもの

だいたいは本名で出てるつもりです。あまり本名を晒すといろいろと弊害も出るので、わかる人にはわかるような感じでやってますが、アカウント名でバレバレです。なお、私の本名はネット上に同姓同名さんがいるので、他の情報も参照して本人確認をしてくださいね。 なお、noteの記事は不定期に更新しています。一度、読んだ記事でも、もう一度開くと新しい発見があるかもしれません。 twitter @kazushinakamura noteの記事を書いたお知らせくらいしか使っていませんが、レス

    • 続C言語教室 - 第17回 ファイル操作(1) ファイル名

      C言語からファイルを開いて読んだり書いたりする方法について、いくつか取り上げましたが、ファイルというのはファイル名という名前が付いていて、それを使ってファイルを作ったり開いたりするところまででした。 今回から、そのファイルの名前がどうなっているのか、ファイルというのがディレクトリという場所にしまわれているなんていう「ファイルシステム」と、その操作について調べてみます。 ファイルには名前をつけることが出来ます。ファイル名に使える文字の種類はファイルシステムによって異なるので

      • MS-DOS(PC-DOS)の登場

        20世紀の最後の方の時代は、アップルやワークステーションと呼ばれるようなハイエンドなPC以外にとってはOS(DOS)と言えばMS-DOSでした。テキスト画面にプロンプトが出ているだけで今どきに比べれば何ともシンプルな世界でした。 MS-DOS MS-DOSはIBM-PCと共にやってきました。IBMが8086を使ったパソコンを販売するにあたり、そのOSをマイクロソフトに依頼したところから始まります。当初はデジタルリサーチのCP/M-86を採用する案もあったようですが、デジタ

        • FORTH言語再び

          むかしむかし、基板にソケットをハンダ付けしてマイコンボードを作っていた頃は、ハードウェアがいけそうとなるとモニタというかファームウェアも自分で書いていました。次はBASICインタプリタを動かすのが目標なんですが、流石に一から書くことはしなくて、どこからかソースコードを手に入れて自分のシステムに合うように設定を行ってアセンブルして作っていました。そんな訳でインタプリタの構造を読んでしまうと、次は自分で言語処理系を作りたいという意欲が出てきます。 そんな時代に流行ったのがFOR

        • 固定された記事

        プロフィールのようなもの

        マガジン

        • C言語教室
          85本
        • いろいろなプログラミング言語
          46本
        • C++ 再入門
          20本
        • 神宮外苑の今
          35本
        • レトロPCたちの歩み
          83本
        • デバイスとアプリの歴史
          43本

        記事

          高専ロボコン2024 を見てきた

          ロボコンと呼ばれるようになった特定の目的を実現するためのロボットを作成して、その成果を競うコンテストも記憶をたどれば高校生の時だったか東工大に進んだ先輩から電池ひとつで何が出来るかという課題をやらされたと目を輝かせて話してくれたことから始まりました。自分は機械系の技術には疎かったですし、結局、物理化学の道に進んだのでロボットを作るようなことはしなかったのですが、モノづくりは大好きなので、少しばかり憧れではありました(私は化学やだったので電池を燃やしちゃいけないの?と聞いて絶句

          高専ロボコン2024 を見てきた

          C++ 再入門 その19 - 仮想関数と抽象クラス

          前回のC++再入門では、親から継承したクラスを使う時に、子クラスとしての振る舞いだけではなく、親クラスに型変換することで、親クラスとしての振る舞いも出来ることを確認しました。 C++ 再入門 その18 - 継承と親子間の型キャスト 親クラスから継承したクラスに同じ振る舞いをさせたければ、それは親クラスのメソッドなりプロパティとして実装すれば良く、子クラス固有の処理を追加したければ、同じプロトタイプ(名前と引き数が同じ)で子クラスに書けば、子クラスのインスタンスからはそちら

          C++ 再入門 その19 - 仮想関数と抽象クラス

          TOKYO LIGHTS 2024 [AUTUMN PARTY] - クリエイティブな光の祭典再び

          例年9月と11月の2度にわたり神宮外苑の絵画館前広場と軟式野球場で行われている絵画館の建物を使ったプロジェクションマッピングショーが今年も行われ、9月に行われたイベントについては以下の記事に書きました。 TOKYO LIGHTS 2024 - 東京の夜を彩る、クリエイティブな光の祭典 11月に行われるのかどうかは9月のイベント開催後に発表されるので、今年も開催されるか心配していたのですが、無事に行われました。基本的には似たような内容ではあるのですが「AUTUMN PART

          TOKYO LIGHTS 2024 [AUTUMN PARTY] - クリエイティブな光の祭典再び

          マイコン博物館の展示物たち その9- NECの16ビット機たち

          青梅にあるマイコン博物館の所蔵品を紹介しているのですが、今回は16ビット時代のNEC機たちです。この辺りからあまりに多くの種類がリリースされたので所蔵されている機種もほんの一部ではありますが、とても多くの台数が出たので実際に会社で自宅で使っていた方も多くなってきた時代だと思います。 NECの16ビット機と言えば「PC-9801」があまりに有名なのですが、それ以外にもオフコンにも分類される「N5200」であるとか、インパクトだけは大きかった「PC-100」もあります。 PC

          マイコン博物館の展示物たち その9- NECの16ビット機たち

          MISRA-C - 組み込み向け標準化規格

          C言語について、いろいろと書いてきていますが、その文法や実装には処理系依存というか曖昧な部分が多くあり、特定の環境で動作したとしても他の環境では動作しないという移植性の低さを生み出しています。 特に組み込みと呼ばれる特定のハードウェアで動作させるためには大きな問題で、OSや処理系に依存しにくい書き方として自動車業界が中心となって標準化されているMISRAというものがあります(C++版もあります)。 MISRA C ネットなどでよく見かけるCのソースコードやオープンソース

          MISRA-C - 組み込み向け標準化規格

          家庭用ビデオテープ - ベータマックス登場

          別に絶滅メディアを追いかけているわけではないのですが、懐かしい装置(デバイス)たちの話もようやくビデオテープの話になりました。 ビデオもカセットになった - Uマチック Uマチックは、家庭用を目指していたものの、その価格からとても家庭で使えるようなものではなく、もっぱら業務用として会社などで使われるにとどまっていました。家庭向けとして考えると価格はもちろんですが、テープの大きさが小さいことが必要です。映像をコレクションしていた人は記憶があると思いますが「ズラッと」テープが

          家庭用ビデオテープ - ベータマックス登場

          壁の写真たち [会議用背景(っぽい画像) - Part35]

          街で見かけるいろいろな壁や壁のようなものの写真をご紹介していますが、今回は知る人ぞ知るあの場所の壁です。どこかは言いませんが分かる人にはわかるのかもしれません(当てないでください)。 こうして見ると世間の壁は、どこか飽きないように目立ちすぎないようにしているのがあらためてわかります。 確かに壁にはその構造だけでなく、周囲の雰囲気を作る役割もあります。新しい感じ、歴史を感じられる雰囲気、機能性だけを追求している壁もあります。中にはメンテナンスのために表面だけを取り替えられる

          壁の写真たち [会議用背景(っぽい画像) - Part35]

          MSX2で出発したPANASONIC - FS-A1

          MSXがMSX2に進化した頃、それまでNationalブランドでPCを出していた松下電器が、ブランド名を海外にあわせてPanasonicに変えようとしているところでした。ブランド名の変更は一斉に行われたわけではなく、パソコンにおいても日本語ワープロ機能を売りにしていたシリーズに関しては、しばらくNationalブランドのままでしたが、それ以外はMSX2に切り替わるタイミングでPanasonicブランドが投入されました。 1986年10月、他社に少し遅れ気味にFS-A1を発売

          MSX2で出発したPANASONIC - FS-A1

          C++ 再入門 その18 - 継承と親子間の型キャスト

          さて継承については、まだまだ続きます。親となるクラスを元に継承を使うことで、子クラスの定義が出来ることはわかったのかなと思います。さて、子クラスのインスタンス変数を作った場合、子クラスには親クラスの情報が含まれているので、親クラスの変数のように振る舞うこともできます。つまり子クラスの変数を親クラスに「型変換」することが出来るのです。このように子供から親への変換をアップキャストと呼びますが、これは「安全」であるとされています。ここで安全という用語が出てくるのが不思議に思えるかも

          C++ 再入門 その18 - 継承と親子間の型キャスト

          神社仏閣巡り55 - 箱根神社と九頭龍神社(新宮)など

          前回は九頭龍神社の本宮まで観光船でお参りしたところまででした。 神社仏閣巡り54 - 九頭龍神社(本宮)など 観光船で出発した元箱根まで戻ってきたので、船乗り場付近で昼食を済ませ箱根神社に向かいました。お休みの日で天気も良いので周囲はかなり人でごった返してきました。 箱根神社 10分ほど歩くとようやく境内に到着します。そこには御朱印の受付所や手水舎などはあるのですが、本殿まではちょっと長めの階段が待っています。頑張って一気に登るとやっと本殿が見えてきます。 そしてす

          神社仏閣巡り55 - 箱根神社と九頭龍神社(新宮)など

          マイコン博物館の展示物たち その8 - いろいろな海外メーカーのPCたち

          マイコン博物館に展示されている懐かしパソコンもそろそろ後半戦に入ったかな?というところです。今回はパソコン時代を築いた海外メーカーのパソコンたちです。日本の博物館でもあるので、ちょっとこの辺りは薄いかなと思わなくも無いのですが、もしかしたら展示していないだけで倉庫には積まれているのかもしれません。 最初はご存知IBMのPCたちです。 IBM PCの進化 - XT と 5550 IBM PC-AT - 互換機の代名詞となった新機種 IBMの功績といえば、実は互換機を容認

          マイコン博物館の展示物たち その8 - いろいろな海外メーカーのPCたち

          続C言語教室 - 第16回 動的メモリの使い方(その4)

          古き良きプログラミング言語であるFORTRANやCOBOLではコンパイル時に必ずすべての変数の領域が決定されていて、実行時に変更する術はありませんでした。LISPは、その言語仕様からリストを自由に作ったり変更できることから、動的なメモリの使い方をした最初の言語なのかもしれません。もっともBASICなどのインタプリタ言語であれば、そもそも実行時に1行ずつ解釈するので最初からメモリは動的に確保するものでした。その中で ALGOL で動的にメモリを確保したり実行時に動作を決定する機

          続C言語教室 - 第16回 動的メモリの使い方(その4)