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還暦を迎えた東海道新幹線

この10月1日には、最初の新幹線である東海道新幹線が開業60年を迎えました。まあ東海道新幹線は私より2ヶ月ほど後輩なのですが同級生的な親しみを感じています。これに合わせてJR東海では、いろいろなキャンペーンを行うようです。

進め!みんなのミライへ。

JR東海「60年分の会いにいこう」

東海道新幹線は小さな頃には今よりも良く乗っていて(但し遠くに行くわけではないので殆ど「こだま」)、あの団子っ鼻の車両には思い出がたくさんあります。その頃は盆正月を除けば今のようにいつでも混んでいるということも無くて、自由席では場所を変えていろんな席に座ってお気に入りの場所を探したりもしていました。今でも故障とかが無くなった訳では無いのですが、当時は細かな不具合が実に多くて、突然バケツを引っくり返したような冷房の水を浴びてしまったり、1時間以上も同じところに止まっていたのですっかり飽きてしまい、1号車から12号車までの通路を何度も行ったり来たりしていた記憶もあります。カーブの途中で止まると車両がかなり傾いているので、それが面白くてハシャイだのでしょう。

東海道新幹線開業

新幹線だと窓が開けられないし、お弁当も売りに来ないので、駅弁を食べる楽しみが無くなってしまったことは覚えています。もっとも食べる間もなく目的地に着いてしまうのですけどね。

新幹線は西に伸びて編成も長くなったのですが、ずっと長いこと車両は同じでした。ちなみに今でこそ0系と呼んでいますが、それは他の車両が出来てからのことで、当時は単に新幹線車両と呼んでいました。

新幹線0系電車

いつも新幹線を見ていたので、絵が下手な私でも新幹線だけはキレイに描くことができました。シンプルなデザインですしね。パンタグラフがたくさんあって夜間やトンネルではピカピカ光っているのが、車両の中からでも扉付近から外を見ると薄っすら周りが明るくなっているのがわかるくらいでした。

その後、新幹線路線は大幅に増えて車両もバライティ豊かになりました。でも今でも使うのは東海道新幹線ばかりだったりします。ずっと東京に住んでいるので、新幹線はどこかに出かけるためのものであって、上京したり帰省したりという感覚はもっていないのですが、リニアが出来るまでは日本の屋台骨を支え続けるのでしょう。

新大阪駅も開業60周年

新幹線と言えば、そのテクノロジーは当時も今も素晴らしいもので、触れておきたい話題も多いのですが、その辺はまたの機会に。

ヘッダ画像は新幹線車内に掲示されていた60周年記念ポスターの一部。

#新幹線 #東海道新幹線 #還暦 #JR東海 #0系  

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