マガジンのカバー画像

C言語教室

91
ひょんな事から始まった我が家のC言語教室。文法あれこれよりも、まずコードを書いてみて動かしみることで、ハマりやすいC言語の癖を学びます。久しぶりに書いてみたC言語を通じて自分自身…
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

マガジン - C言語教室

はじめに C言語なんて久しく本格的に書くようなことは無かったのですが、ちょっとした出来事…

kzn
2年前
11

続C言語教室 - 第23回 setjmp と longjmp

その昔、GOTOという構文が嫌われた話は以下の記事に書いたのですが、プログラミング言語に充分…

kzn
9日前
15

続C言語教室 - 第22回 入出力のブロッキングとは?

プログラムを書いていると殆どの場合、何らかの入出力を伴います。入出力なんてカッコよく書き…

kzn
2週間前
24

続C言語教室 - 第21回 メモリマップドファイル

普通のファイルはファイルを開いてから1文字ずつ書き込んだり、一定のサイズごとのメモリ領域…

kzn
1か月前
23

続C言語教室 - 第20回 ファイル操作(4) 特殊ファイルとか

ファイル操作ということで、ファイルには「普通のファイルとディレクトリがあって」と進めてき…

kzn
1か月前
14

続C言語教室 - 第19回 ファイル操作(3) ディレクトリの読み方

ファイルにアクセスするのにそのファイル名を指定して開くのは当たり前といえば当たり前なので…

kzn
2か月前
15

続C言語教室 - 第18回 ファイル操作(2) 階層化ディレクトリ

ファイルというのは元々はひとつのメディアに対して、ズラズラと並ぶものだったのですが、あまりファイルの数が増えてくると、同じ名前を使うことは出来ないので、名前をつけるにも困るようになりますし、何らかのグループ化がしたくなります。※ちなみにメディアごとの識別としてボリューム名という名前が使えることが多かったです。 そこで、ディレクトリという考え方が導入されました。ファイルはいずれかのディレクトリに属す形となり、ディレクトリの中にもディレクトリを作ることも出来ます(階層化ディレク

続C言語教室 - 第17回 ファイル操作(1) ファイル名

C言語からファイルを開いて読んだり書いたりする方法について、いくつか取り上げましたが、フ…

kzn
2か月前
20

MISRA-C - 組み込み向け標準化規格

C言語について、いろいろと書いてきていますが、その文法や実装には処理系依存というか曖昧な…

kzn
3か月前
17

続C言語教室 - 第16回 動的メモリの使い方(その4)

古き良きプログラミング言語であるFORTRANやCOBOLではコンパイル時に必ずすべての変数の領域が…

kzn
3か月前
12

続C言語教室 - 第15回 動的メモリの使い方(その3)

さて、malloc や calloc でヒープから実行時に任意のサイズのメモリを割り当てる方法を調べて…

kzn
3か月前
17

続C言語教室 - 第14回 動的メモリの使い方(その2)

前回、ヒープから動的にメモリを割り当てるライブラリ関数である malloc と free について説明…

kzn
3か月前
14

続C言語教室 - 第13回 動的メモリの使い方(その1)

まだC言語教室の方では、ヒープからのメモリ割り当てについて触れていませんでしたが、C++再入…

kzn
4か月前
17

続C言語教室 - 第12回 同じファイルをいくつも開くと

C言語でファイルを使って読み書きする時には、ファイル名を指定して開いて、構造体へのポインタか整数のハンドルを受け取ってそれを使って読み書きします。ファイルを管理するファイルシステムからは、どのファイルが開かれているかを知る方法はあるのですが、普通にファイルを開く場合には、同じプログラムや他のプログラムでファイルが既に開かれていたとしても、新たにファイルを開くことは問題なく出来てしまいます。 以下のファイルは予め用意しておきます。 #include <stdio.h>voi