
【親なら知っておきたい】子どもの「自信」を育むために:自己肯定感と承認欲求の違い

こんにちは!アドラー心理学を活用して「理想のあなたを一緒に探す」キャリアコンサルティングを行っているかずちゃんこと中田はじめです。
思春期のお子さんをお持ちの親御さんなら、「うちの子、自分に自信がないみたいで…」と悩まれること、ありませんか?
今回は、アドラー心理学の視点から、自己肯定感を育む上で重要な「自己肯定感」と「承認欲求」の違いについてお伝えします。
自己肯定感とは?
「自分は自分であることに価値がある」と、ありのままの自分を認め、受け入れる力のことです。
例えば、テストで良い点数が取れなくても「今回はダメだったけど、自分は頑張り屋さんなところがあるから大丈夫!」と、良い部分も悪い部分も含めて、そのままの自分を認めることができます。
自己肯定感が高い子は、
失敗を恐れずにチャレンジできる
周りの人の目が気にならない
困難な状況にも諦めずに立ち向かえる
など、前向きで主体的な行動を取ることができます。
承認欲求とは?
周囲から認められたい、評価されたいという欲求のことです。
例えば、「テストで良い点を取って親や先生に褒められたい」「友達からかっこいいと思われたい」など、他人の評価を基準に自分の価値を見出そうとします。
承認欲求自体は悪いものではありませんが、それが強すぎると、
周りの顔色ばかりを伺ってしまう
失敗を恐れてチャレンジできなくなる
他人と比較して落ち込みやすくなる
など、生きづらさを感じてしまうことがあります。

子どもの自己肯定感を育むには?
「ありのままのあなたでいいんだよ」というメッセージを伝えることが大切です。
例えば、
結果ではなく、プロセスを褒める(例:テストの点数ではなく、勉強に集中して取り組めたことなどを褒める)
何かを達成したときだけでなく、日常的に愛情表現をする(例:「いつもありがとう」「あなたの笑顔が大好きだよ」など言葉で伝える)
失敗しても責めずに、頑張りを認める(例:「次はどうすればうまくいくか、一緒に考えてみよう」と寄り添う)
など、無条件の愛情を示すことが重要です。

まとめ
思春期は、子どもたちがアイデンティティを確立していく上で大切な時期です。
親として、子どもの自己肯定感を育むサポートをしていくことで、子どもたちは自分自身の力で人生を切り拓いていけるようになります。
僕の所属する「有限会社ビジネスマインド」では、職業訓練や求職者支援訓練を実施しながら、アドラー心理学に基づいたキャリアコンサルティングも行っています。
訓練についてはこちらの記事を参照→https://note.com/preview/n448cdbaa8c28?prev_access_key=b55703ddbc6a758e51bacb321f71d0a8
「今の仕事にやりがいを感じられない」「もっと自分の可能性を広げたい」そんなあなたへ。アドラー心理学を軸に、あなたの「なりたい自分」と「今の自分」のギャップを埋めるお手伝いをします。過去の経験にとらわれず、未来に向かって一歩踏み出す勇気を応援します。
理想のあなたを実現するためのサポートをいたします!お気軽にご相談ください。
いいなと思ったら応援しよう!
