web3時代の新しいソーシャルギフト「MeTown.Gift(α版)」をローンチします！
こんにちは。
MeTown代表の田中一弘です。
夕張メロンNFTを発売して半年が経ち、雪深かった北海道夕張市は、暑い日差しの中で収穫する農繁期に突入し、毎日たくさんのメロンが出荷され、賑やかになりました。
そして、その収穫された夕張メロンが、無事に夕張メロンNFT保有者の皆様の手元に届きました…！
（以下のようにSNSでご報告をしてくださった多くの皆様、本当にありがとうございました！）
NFTの権利で夕張メロンがメロードからリアルで到着！📦
— 堀井 敦生 (@horiiatsuo) June 25, 2023
同封されていたシリアルごとのステッカーのお気持ちがうれしい☺️
追熟したメロンはデザインに合わせてカットしていただきました🍈
これからも夕張市と夕張メロンを応援します！🙌#夕張メロンNFT pic.twitter.com/7428gTAFuy
さて。
今日は、発表があります…！
ついに、ついに、MeTownの新サービス、web3時代の新しいソーシャルギフト「MeTown.Gift(α版)」をローンチします🎉🥳
（時間がない方はリリースだけでものぞいてもらえますと嬉しいです〜！）
なんとかギリギリお中元に間に合いました〜〜〜！（急ぎの開発を間に合わせてくれたチームのみんなに心から感謝…！）
そこで、web3時代の新しいソーシャルギフトサービスのα版をローンチするに至った僕の心情を、このnoteに記録しておきたいと思います。
「夕張メロンをNFTで贈る」とは何か？
まず、前提として「夕張メロンNFT」とは、夕張メロンのファンの輪を広げることを目的にJA夕張市とMeTownによって発売されたNFTコレクションです。
この「夕張メロンNFT」には、
①唯一無二のジェネラティブアートとしての価値、
②夕張メロンを一玉受け取れる権利としての価値、
③限定オンラインコミュニティに参加できる権利としての価値、
といった価値が含まれています。
この夕張メロンNFTは、おおよそ300個発行され、その中の一部を「ギフト」としてご活用いただきました。
例えば「お中元」「母の日」「引っ越し祝い」「オンラインコミュニティにおけるメンバー間のお礼」など、多岐にわたる贈答が夕張メロンNFTを用いて行われ、web3時代の新しい贈答文化が、静かに誕生しました。
この「夕張メロンNFTを贈る」という文化の萌芽を見て、「web3はギフトをどう変えたか？」という新しい問いにたどり着き、以前こちらのnoteで考察しました。
そして、夕張メロンが届く時期となり、ついに貰い手の方へ実物のメロンが届き始めました。
例えば、以下のツイートでは、実際にNFTをギフトとして贈られた方から「web3ギフトとして喜ばれて最高の体験です。食べた後もウォレットに残るNFTが思い出になるんです」という感想をいただくことも出来ました。
夕張メロンNFTの輪！！！ https://t.co/VBjpRUlirI
— 左だけなで肩 (@ndgtlft) June 29, 2023
web3ギフトとして喜ばれて最高の体験です🍈食べた後もウォレットに残るNFTが思い出になるんです。
— 左だけなで肩 (@ndgtlft) June 29, 2023
く〜〜〜、嬉しい…！（すみません、心の声が、つい、、、）
「食べた後もウォレットに残るNFTが思い出になる」
もう、なんというか、この「思い出になること」こそがNFTをギフトとして贈る最大のプライスレスな価値なのかもしれないな、と思いました。
前述した通り、「夕張メロンNFT」の取り組みの目的は、地域のファンの輪を広げることです。
「クラウドファウンディング」や「ふるさと納税」に近いと言われることも多いですが、決定的な違いが一つあります。
それは、NFTを使えば「簡単に贈ることができる」ということです。
「贈る」という行為は、まさに夕張メロンを食べたことがない人に、食べてもらえるチャンスを増やすことであり、僕たちの目的「地域のファンの輪を広げること」に貢献してくださる大変ありがたいことです。
新しいギフトサービス開発の背景と狙い
そんな「NFTを贈る行為」ですが、ユーザー体験としては、以下のような課題があることが分かりました。
ウォレットアドレスを事前に聞かないと送れない...
貰い手が受け取ったかどうか分かりにくい...
贈るとNFTに紐づくコミュニティ参加権も移転するため、自分がコミュニティに入れなくなる...
一言で言うと「相手がNFTに慣れてないと贈りにくい」という課題です。
そこで、MeTownチームにて、特産品を心を込めて気持ちよく贈れる「ソーシャルギフト機能」を搭載した「MeTown.Gift(α)」を開発することにしました！
この「MeTown.Gift(α)」には以下の特徴があります。
貰い手の本名や住所はもちろん知らなくてもOK、「ウォレットアドレス」すら知らなくてもURLリンクでサクッと贈れる！
相手が受け取ったかどうかは、贈り手にメールで通知されるので安心！
NFTを贈っても、贈り手は引き続き限定コミュニティに参加できる権利が保持されて嬉しい！
この新しい仕組みのアルファ版をついにローンチできることとなりました。
夕張メロンをNFTで贈る特別販売企画
アルファ版のローンチに伴い、2023年7月20日より3日間限定で特別販売を開催します！
価格はめちゃくちゃお得な特別価格となっておりますので、もし宜しければ、ぜひ夕張メロンをNFTで贈る新しい体験を試してみていただき、フィードバックをいただけますととても嬉しいです…！
詳細はプレスリリースをご確認ください！
■プレスリリース
■特設ホームページ
お中元をテクノロジーでアップデート！
また、この特別企画がうまくいった暁には、このサービスを、夕張メロンだけでなく、広く様々な地域の方にも使っていただけるようにアップデートしていきたいと考えています。
アップデートしたいと思っている理由としては、夕張メロンだけにとどまらない「大きな課題」の存在があります。
それは「地域産品を贈り合う文化であるお中元文化の縮小」です。
従来より、お中元は、地域にとってファンの輪を広げるとても重要なチャンスでした。
しかし、オンラインコミュニティで活動することが当たり前となったニューノーマル時代には、「お中元やお歳暮といった慣習っぽい文化」がフィットせず、若者を中心にお中元離れが加速しています（詳しくは、NHKの方が書いた記事がわかりやすいです）。
確かに、お中元とかお歳暮とか贈ろうと思わないな〜〜〜と言うのが、僕やメンバー自身の実感でもあります。
一方で、コロナ禍以降、デジタルコミュニケーションの量が圧倒的に増え、人間関係がなんとなく希薄になっているからこそ、オンライン上でお世話になっている方に特別なお礼の気持ちを伝えて仲良くなりたい、と言うニーズも増しているという実感もあります。
そこで、私たちは、地域産品をデジタルに贈り合う新しい文化を創出することで、お中元をテクノロジーでアップデートし、ニューノーマル時代におけるデジタルコミュニケーションをより豊かにできたらなんて素晴らしいだろう、と考えています。
【募集】 web3で地域のファンの輪を広げたい事業者・自治体の皆様へ
MeTownのベータ版へのアップデートへ向け、掲載ギフト商材のラインナップ拡充をする予定です。
そこで、以下のような課題を抱えている地域の皆様を募集します！
「web3で地域のファンの輪を広げたい」
・地域のファンの輪を広げる方法に悩みがある
・地域産品や地域資源を活用し、地域のファンの輪を広げたいと思っているが、どのようにすればよいかわからない
「隠れた地域の可能性をweb3で開花させたい」
・隠れた地域資源があるが、なかなか魅力を発信できていない
・関係人口や交流人口を増やしたい思いがあるが、なかなかうまくいっていない
ぜひ、お気軽にメッセージを頂けますと幸いです。まずは、オンライン面談など、課題をお聞かせいただき、MeTownのサービスとしてご助力できることについて、カジュアルにお話しさせていただければと思います。
お問合せはこちらからお気軽に！
それでは！今日はこの辺りで。