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多和田有希さんの作品空間

秋らしい心地よい週末、東京写真美術館を訪れました。
実は、恵比寿を別件で訪れて、せっかくなのでと覗いてみたと言うのが真相です。失礼なお話で申し訳ありません。。

3Fで新進作家の方々数人の展覧会、2Fで野口理佳さんの作品が展示されており、両展覧会の通しチケットを購入して入場。

その中でも多和田有希さんの写真の作品空間と出会えたのは僥倖でした。

空間に漂う打ち寄せる波の数々。

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穴が開けられた写真に光が当たることで影絵のように。
穴が空いた写真とその影が作り出す奥行き。。と言いますか二面性から何故か目が離せないのです。

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もちろん、一枚一枚の写真作品にも心惹かれるのですが、これだけだと表面的のように思えてしまう。

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空間全体が作品となり時が経つのを忘れてその世界に同化します。
両側にある作品空間の中を通路が通っています。

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12月11日まで開催されています。
作品鑑賞後に知ったのですが、ニコニコ美術館で全ての作品をキュレーターの方がご紹介されています。私には少々難解だった多和田有希さんの他の展示作も紹介されていましたので、ご興味をお持ちになったのならそちらもご覧になって訪れられても良いと思います。

素敵な偶然に心が満たされた秋の週末でした。

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