ワクワクスイッチ®︎No,10 聴く技術が成長を加速させる!
皆さんのチームでも、新チームの練習は、新しい技術、戦術を身につけるため指導者が話しをしている時間が多くなってしまわないですか!?
私のチームでも、新チームの指導は、練習を止め、私と選手とのイメージのずれをすり合わせるため、私が話す時間が多くなってしまいます。
チームが成長していくと、だんだんこのすり合わせの時間が少なくなり、だんだん私の出番がなくなり、7分練習、1分話し合いの繰り返しで練習が進むようになっていきます。
チームの意識レベルの高い年は、このすり合わせの期間が短く、意識レベルの低い年は、いつまでもこのすり合わせの期間が続きます。
あっちで言ったことを、こっちでも言い。さっき言ったことをまた言わなければならない…昨日も言ったのに…
そこで大切になってくるのが今日の聴く技術!過去の学びから、自分流にまとめ選手たちに伝えました。皆さんにも共有します!
学校では読み、書き、話し方についてはよく教えてくれます。ところが、聴き方についてはあまり取り上げられていません。
ある研究で明らかにされたところでは、人が実社会で聴くことに費やされる時間は、コミュニケーションの他の3つの形式、読み、書き、話す、の費やす時間よりも、多いという事です。
聴くことに費やされる時間は書く時間の5倍、読む時間の3倍、そして話す時間の約1,5倍だということです。
言い換えれば、コミュニケーション全体に費やされる時間のうち、約半分が聴くことに費やされているわけです。
しかも聴くということについては、学校教育で取り上げられていないのです。そこで聴くためにポイントを5つ紹介します。
①自分事として聴く
他の人、他のポジション。自分には関係ないと思っていませんか?
自分だったら、自分のポジションだったらと自分に置き換えて聴く習慣を身につけば、誰でも、どんな時でも、自分が教えられていることになります。
②予想して聴く
話手が次に何を言うのかを、予想して聴きましょう。
あたっていれば追加の反復になるし、外れていてもその印象深さで記憶に残ります。
③聴いたら反復する
聴いたことを、頭の中で反復しましょう。
繰り返し反復することで脳はその情報を強化し定着させます 。
④防御の姿勢は避ける
話手が自分と違う考えの言葉を口にしたとたん、自分の防御本能を呼び起こして、コミュニケーションが遮断してしまいます。
人の話を聴いている時は判断を差し控える訓練をしましょう。その人にとっては正しい理由が話の後の方で証明されるかもしれないのです 。
⑤自分の考えで別のことを考えない
心は話す速度の10倍の速度で考えを把握することができるそうです。
この時間のずれが、人の話を「聞きながら」心の中で別のことを考える機会を与えるため、自分の考えに気をとられて、人の話を聴き逃してしまうことがよくあります。
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