#47 あるある? オリエンテーションでは留学生活で起こるトラブルの注意喚起も 【私のセブ島留学(7)】
プレイスメントテストが終了し、ワンブレイク入れてから日本人スタッフによるオリエンテーションです。
1, 留学で英語力を伸ばすには
「留学」とはなんでしょうか。
いろいろな捉え方があり、視点や考える角度を変えればさまざまな答えがあると思います。
とはいえ
「語学力を上げる」
ということが第一で、誰にでも当てはまる答えだと思います。
オリエンテーションでは、学校側が用意している教育カリキュラムの説明がありますが、
「英語力を伸ばして帰国する人」はどんな人か
ということに言及した説明もありました。
ひとことで言えば
「主体的」であることです。
マンツーマン授業の特徴は、グループレッスンと違って「テキストに沿ってプログラムを進行する」ということはありません。
他の生徒を気にして、発言をゆずらなくていいし、「明日からはリスニングの勉強がしたい」とリクエストを出せば、その通りの授業になります。
先生に勧められた勉強法をやるのもよし
自分に合わないと思ったら変えるもよし
TOEIC L&Rのスコアアップのためにライティングの勉強はいらない。
「自分に必要ないことは遠慮せず伝えて、授業内容をリクエストできる人」
そういった方が、満足のいく英語力を身につけて帰国しているということでした。
フィリピン留学の特色である「マンツーマンレッスン」の醍醐味ですね。
このシステムについて、私はオーダーメイドのようだと思っています。
2, マンツーマンならではのトラブル
2人きりで授業を続けていると、相性によっては非常に仲が親密になることがあります。
なので「恋愛禁止」です。
実例では「お金のトラブル」も過去にあったそうで、
「お金のやり取りは絶対にしないでください」
「教師には指導しているが、【お金を貸して欲しい】などの話があったら日本人スタッフに必ず教えて欲しい」
とのことでした。
過去に親密になった先生と生徒(女性同士)が、お金のやり取りをしていたそうです。
「夫が亡くなって家族を養わなければならない。恥ずかしいことだから学校や他の先生には絶対に秘密にしておいて」と言われ、やさしい生徒さんが貸したお金は戻らず音信不通に。
とっくに帰国していた生徒さんが学校に連絡したことで、事態が明るみに出たそうです。
「授業中のやり取りで、気になることがあったらとにかく教えてください」ということでした。
3, 生活上での注意点
食事や洗濯物、買い物や体調不良などについての案内が一通り終わって
週に3回の部屋の清掃について注意点がありました。
「貴重品類は金庫か鍵にかかるスーツケースに保管してください」ということです。
というのも、当然ですが各部屋に監視カメラが設置できないので貴重品の紛失は責任が取れないからです。
「貴重品がない!」と相談された生徒さんが過去にいたそうで、クリーニングスタッフを疑ったそうです。
スタッフはとっていないということで、両者の主張はぶつかって最後までお互いに気分の悪い日々を過ごすことになったそうです。
「貴重品紛失については責任が取れない」という契約書を事前に交わしているのですが、その生徒さんは納得いってない様子だったそうです。
そして帰国前日
パッキングしている最中でなくなっていたはずの「貴重品」がカバンの中から出てきたという、なんともいえないことがあったそうです。
せっかくの留学が余計なことに気持ちを持っていかれてはもったいないですね。
4, 帰りの空港使用料はペソ払い でも手持ちがない・・・
日本へ帰国する際、空港で支払うお金が発生します(数百円程度)
「その空港使用料は、両替した現地通貨から取り分けて、最終日まで保管しておいて欲しい」
という案内がありました。
かつて・・・
留学を楽しんだ生徒さんがオリエンテーションで説明された空港使用料のことをすっかり忘れてしまい
タクシー代以外を全部お土産で使ってしまったそうです。
最終日にそのことに気がついた生徒さんは、空港使用料を捻出するべく
「購入したお土産を広げて他の生徒さんに売って現金を作る」という技で切り抜けたそうです。
時間が過ぎれば笑える思い出話になるかもしれませんが、最終日に慌ただしい思いはしたくないですよね。
オリエンテーションでは、過去にあったトラブルの例をあげて学校スタッフが丁寧に説明してくれました。
「私たちがみなさまの留学生活を全力でサポートいたします!」
最後に挨拶いただいて、心強いなと感じるのでした。
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