好きなゲームの話をしよう! ~星のカービィ 鏡の大迷宮 編~
こんがお!
どうも、苗輪和音です!
今回は、時々やっている「好きなゲームの話」をしようと思います。
しかも記憶のみを頼りに。
これまで書いた『ファイナルファンタジー零式』や『デュープリズム』の記事は調べてプレイ当時の事を思い出しながら書いていたのですが、今回は敢えて自分の記憶だけを頼りに書こうと思います。
しかもかなり幼少期の話を。
では一体どのゲームの話をするのか!
『星のカービィ 鏡の大迷宮』
です!!!
記事タイトルに書いてますけど、一応ね!
それでは行くぞ!
※本当に記憶だけを頼りに書いているので事実と異なる部分が様々含まれていると思いますので、本作をプレイされた事のない方は書いてある事をあまり信用せずにいてください。プレイされた事のある方も温かい目でお読みください。
星のカービィ 鏡の大迷宮
●100%クリアデータを消してしまった過去
そもそもこのゲームをいつやってたかまるで覚えてない。
4歳とか5歳とかだった気がする。
最初は年の離れた兄がやってたのを見ながら時々プレイさせてもらってただけだった気がするが、兄が学校に行っている間なら自由に出来るのではないかと考え徐々に勝手にプレイするようになった気がする。
それでずっとやってた。5歳くらいの子どもでも直感で操作できるのに奥深いゲーム性、親しみやすいキャラクター、カッコイイコピー能力など魅了されるには充分すぎた。
ある時、勝手にやってる事が兄にバレて軽く怒られたが、余っていたセーブデータで一から遊ばせてもらえるようになった。
あまりにも面白くて楽しくてずっとやっていたのだが、ふと、セーブデータ選択画面に複雑なボタン操作が表示されている事に気付いた。
その時既にある程度の漢字なら読めていたが、その意味まではハッキリと分からなかった。ただ、その操作を行うと何か良くない事が起こるのかはなんとなく分かっていた。
そして、私は好奇心に負けた。
そう、兄の100%セーブデータを消してしまったのだ。
セーブデータ①の「100%」の表示が消えた時、めちゃくちゃ焦った事を今でもハッキリ覚えている。
なんとか誤魔化そうとしたが、無理だった。
学校から帰ってきた兄はその画面を見て、しばらく呆然とした後に物凄い剣幕で怒ってきた。そらそうだろう。
こっちも子どもだが向こうも子どもなのだ。
私は反省し、なんとか100%に戻そうと必死で頑張ってプレイした。
しかし攻略サイトどころか攻略本も所持していない者にとって100%クリアは至難の業である。
なんとか97%辺りにまで持って行った覚えがあるが残り数%がどう頑張っても埋められなかったというのをハッキリ覚えている。全てのステージを何周もしたしラスボスも何度も倒した。だがどうしても足りない。
そうして季節は流れ、どんどん他のゲームをやっていく事になるし当時生まれていなかった弟に同じようにゲームのセーブデータを消される事件も起きた。今となっては笑い話である。
未だに何が足りないのか分かっていない。
●レーザーの反射楽しすぎワロタ
幼少期の私は、本作に登場したカービィの数あるコピー能力の中でも特に「レーザー」を楽しんでいた記憶がある。
なぜならこの「レーザー」、傾斜のついた壁や床に撃つと反射するのだ。
それが楽しかった。
その性質を使えば、こちらに向かってきている敵に対して死角から攻撃を加える事が出来るのだ。
それが面白いのなんの!
「レーザー」が手に入る洞窟っぽいステージのBGMが好きだったのもある。
BGMにノリながらレーザーを発射しまくるという事をやっていた覚えがある。
意外と楽しい。
そのプリミティブな経験があるからか、私は「レーザー」と聞くと真っ先にあの茶色くて丸いハンバーガーみたいな敵を思い出す。
名前は知らない。
●UFO、無敵か?
もう一つ、コピー能力で面白いものがある。
それが「UFO」だ。
その名の通りアダムスキー型UFOっぽい見た目をした敵を吸い込む事で手に入る能力なのだが、出来る事が多いのだ。
先ほど述べた「レーザー」も発射できるし「ビーム」も出せる上にボタンを連打しなくても常に浮遊し続けられる。
こんなに楽しい事はない。常に浮遊し続けられるという事はノンストップでステージを駆け巡る事だって出来るのだ。
実際やってた。壁や天井に引っかからずにどこまで行けるか、という挑戦を何度もやっていた。今思うとあれはTAだったのかもしれない。
あと「UFO」状態のカービィのフォルムがなんか良かったのもあるかもしれない。常に止まりかけの独楽みたいな挙動で浮遊しているのに攻撃の時だけピタッと静止するのが良かった。
攻撃にもタメ攻撃があった気がする。ボタン長押しでチャージショットみたいな事が出来た気がするが、これが『鏡の大迷宮』だったのか別のカービィ作品だったかは覚えていない。
●ダークメタナイトとかいうカッコイイの化身
本作のストーリー後半で「ダークメタナイト」というボスキャラが登場する。
このキャラがカッコ良すぎた。
「黒く」て「剣を持って」て「翼が生えて」て「強く」て「ボス」で……カッコイイと思う要素全部盛りなキャラが出てきて好きにならない訳がない。
ちょうどその辺りの時期に『星獣戦隊ギンガマン』のビデオを借りてきて観てた気がするのでカッコ良くて好きだった「黒騎士」となんとなくのイメージが被っていたのもあるかもしれない。
「ダークメタナイト」、小さくて丸いのにカッコイイの凄すぎるだろと未だに感じる。
ゲームプレイにおける「縛り」という概念すらまだ知る由もなかったあの頃、「ダークメタナイト」戦だけはずっとコピー能力「ソード」で挑むセルフ縛りを自らに課していた。
だって剣士がぶつかり合うのってカッコイイんだもん……「剣には剣だ!」と幼少の私も考えたに違いない。
かなり素早い攻撃を繰り出すボスではあった気がするが、それ以上に楽しかった事を覚えている。ずっと闘っていた気がする。
そして倒すとなんかカッコイイ剣を落として去っていく。
それもカッコイイ。
早すぎる厨二到来の春であった。
●ラスボス戦が長い!
確か「ダークメタナイト」を倒すとすぐにラスボス戦だった気がするが、このラスボス戦がとにかく長かった。
フリーザ様レベルで形態変化をしていた気がする。あんまり覚えてないけど。
暇な時はとりあえずラスボスを倒していた気がする。今思うとこれが人生初の「ボス周回」だったのかもしれない。
ただ「ダークメタナイト」戦がメインだったのでラスボス戦はおまけみたいに考えていたような気もする。
もうあんまり覚えていない。
●カービィがいっぱい
本作には自機含めカービィが4人登場する。PHSみたいなアイテムを使えば色違いのカービィが来てくれてサポートしてくれるというシステムがあった。
それまでも色々ゲームをしていたが「主人公」と言われる存在は1人だと思っていたのでカービィが増やせると知った時はかなり衝撃だった。「主人公増やしていいの!?」というあの感動は多分忘れないだろう。
また、自機のカービィは各ステージの道中にある宝箱から入手できるカラースプレーで色替えが出来る、というシステムもかなり衝撃だった。「主人公って色変わってもいいの!?」という驚きはとても新鮮だった。いやこの時期に感じる感覚なんて全部新鮮なんだが、あくまで感覚の話なので悪しからず。
そして何よりカービィ同士はHPをシェアする事で回復出来るシステムがあったのだが、そのシェア方法が「口移し」だったのだ。
それが一番衝撃だったかもしれない。
カービィ同士が目を閉じ口を合わせる動作をすると「ちゅっ」という効果音が鳴りHPが回復する。
なんか色濃く残っている記憶である。これ全年齢でよかったのだろうか。
とにかくカービィがいっぱいなのは楽しかった。
こうして人生初の『星のカービィ』を満喫した私は、『星のカービィ2』、『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』、『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』などなど、カービィライフを楽しんでいくようになる。
という訳で、『星のカービィ 鏡の大迷宮』の話でした!
カートリッジはまだ持ってるので実機さえあればまたプレイ出来る……はず!
いつかまた何処かで楽しめたら良いなと思う。
本日もここまで読んでいただきありがとうございました!
それじゃ、おつがお~!