おいオタク！創作意欲を刺激する曲、知りたくないか？

こんがお〜！

どうも、苗輪和音です！

  今回は、「歌詞がしっかりした音楽を聴くとついついお話を創っちゃう」という方々向けにオススメ楽曲を6曲ほどご紹介させていただきます！！！

  先週の記事が長くなったので今回は短くいかせていただきます！

  それでは、どうぞ！

ここからがオススメ曲じゃい！！！

①Highway Cabriolet / 赤い公園

  メンバーそれぞれの確かなスキルと高い音楽性、型にハマらない音楽ジャンルで人気拡大中の女性ロックバンド・赤い公園。
  2017年に脱退したVo.佐藤千明に代わり石野理子が加入して最初のEP「消えない」に収録されたこの「Highway  Cabriolet」は、Gt.津野米咲を筆頭にメンバー全員のセンスが爆発しています。
  この曲、一回聴いてもらえれば分かると思うんですけど歌詞の世界観がめっちゃ良いんです。以前、僕の配信でもお話させてもらったんですけど全編を通して「夜の高速道路」が舞台なんですよ。
  夜中の高速…2人きり…流れてくるカーラジオ…窓の外には夜の海辺…どうでしょうか？なんかめっちゃ話創れそうじゃないですか？僕はもう話の骨子が出来ました。長くなるので話しませんけど。

  あと歌詞には関係ないんですけど、3:30あたりの一瞬入るノイズみたいなギターがめちゃくちゃ好きです。センスが詰まってる。

②鼓動 / 小林太郎

  ロックを歌わせたら若手で敵う人がいないんじゃないかと思わせるくらいロックが似合うシンガーソングライター・小林太郎。
  一瞬でオタクの心を奪い去った『仮面ライダー アマゾンズ』シリーズの主題歌「Armor  Zone」や「DIE  SET DOWN」、『グランブルーファンタジー』の「Paradise Lost −Avatar Battle−」や「この狭い世界で、ただ小さく」などに代表されるバリバリのロックシャウトが魅力の一つではあるが、この「鼓動」を聴いてもらえれば分かる通りロックバラードをも完璧に歌いこなせる根本的な歌唱力の高さも魅力の一つだと思う。
  そんな小林太郎の魅力が分かる「鼓動」の歌詞なんですが、これまためちゃくちゃ良いんですよ……。敢えて言うなら超エモい。「ただ愛する貴方の為だけに──」的な精神が貫かれた歌詞がすごく良いんですよ。そしてこの曲の少し不穏な雰囲気(当社比)のギターリフが結末の解釈を聴き手に委ねてる感じがして大好きです。一回聴いてみてくれ！！！

  めちゃくちゃ勝手ですけど、僕の中では『仮面ライダー アマゾンズ Season2』に登場するバラアマゾンとその恋人エミリのイメソンになっちゃってます。アマゾンズはいいぞ。

③エイリアンズ / キリンジ

  言わずと知れた日本を代表する兄弟デュオミュージシャン・キリンジの代表曲「エイリアンズ」。曲名は知らなくてもサビの「まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては」のフレーズはテレビなどで聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。
  そんな「エイリアンズ」の歌詞は、聴いてもらった方が歌詞の質感や温度感が分かるのでそんなに細かく言及することはしませんが、ありとあらゆる年代のありとあらゆる関係性にバッチリ当てはまると思います。
  僕自身この曲でお話を考えることがありますが、全体的にめちゃくちゃ落ち着いた雰囲気になるのでオススメです。普段は明るい人が、夜ふとした瞬間にとある人にだけ見せる憂いが好きなんじゃ〜〜〜！！！！！もしくは普段はあまり感情を表に出さない人がふとした瞬間に覗かせる優しい微笑みが好き〜〜〜〜〜！！！！！！！

おいオタク！！！キリンジはいいぞ！！！多分知ってると思うけど！！！

④海と山椒魚 / 米津玄師

  公式のMVがなかったのでクロスフェードで勘弁してください。
  当該曲は4:18から少し聴くことができます。
  大人気ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「lemon」や小さな子ども達を中心に大人気のNHKのオリンピック応援ソング「パプリカ」など、今や押しも押されぬ人気を獲得したアーティスト・米津玄師。
  そんな彼の2ndアルバム「YANKEE」に収録されているこの「海と山椒魚」は、米津玄師特有の楽団の様な心地の良い賑やかさに、日本の夏を想起させるメロディーやリズムが取り込まれ聴いていて非常に穏やかで少し切ない気持ちになる。
だからこそ、その独自の音にパチっとハマる全編日本語のみの歌詞が聴いている人の心をしっかりと突き刺してくるのだと思う。
  文豪・井伏鱒二の名作「山椒魚」を思わせるタイトルや詞の内容から、この一見賑やかな曲が実はとても寂しく辛いものなのだろうと考えさせる。
この曲の良さはとても書ききれないので、またいつか気が向いたら書くか配信で話そうと思う。

  一回聴けば分かるこの曲の良さ。米津玄師のアーティストとしての活動ぶりからこの曲を既に知っている人も多いと思う。だからこそ、この曲を今年の夏に聴いてもらいたい。そしてお話を創ろう！！！

⑤勿忘にくちづけ / 植田真梨恵

  現在、大阪を中心に音楽活動を行なっている女性シンガーソングライター・植田真梨恵。
  彼女の書く曲はどれもこれも素晴らしく、めっちゃカッコいいロックナンバー「心と体」や静かに感情を溢れさせていくバラード「FAR」などジャンル問わずの名曲は聴く人の心を掴んで離さない。
  そんな音楽のセンスがとんでもない事になってる彼女の曲でCHOYAのCMにも使われたのが、この「勿忘にくちづけ」である。
この曲はタイトルにもある勿忘草の花期通り、春から初夏にかけての朝を感じることができると思う。
  歌い方も優しく誰かに語りかける様なもので聴いていて、とても癒される。
そしてなんといっても歌詞。歌詞が良すぎる。まずタイトルからしてヤバイ。
「勿忘にくちづけ」の「勿忘」とは「勿忘草」のことでその花言葉は「私を忘れないで」や「真実の愛」といったもの。それらを含めて考えると「今はもういない忘れたくない愛しい貴方へのくちづけ」みたいな感じになってこの段階で相当にエモーショナルです。ヤバイ。
  他にも考察しだすと考えが止まらなくなるので一旦ここで置いておきます。
曲も歌詞もめっちゃ良いから、オタクはとにかく一回聴いてくれ。頼む。

  余談ですが、僕はこの曲を勝手にグラブルのサンダルフォンの歌だと思ってます。サンダルフォンとルシフェルの関係性が好きな人はあの2人を思い浮かべながら聴いてみてほしい。

⑥STAY / コブクロ

  いよいよ今回ご紹介する最後の曲となりました。
  最後の曲は、今や国民的デュオミュージシャンとして広く名が知れ渡っているコブクロの名曲「STAY」。
  TBSのドラマ「官僚たちの夏」の主題歌でありそこそこの頻度で音楽番組などで披露される事もあったのでご存知の方は多いかもしれない。
  そんなこの曲を歌詞に注目して聴いてみると、すごく悲しくて切ないけど前を向いていく様なものになっていることが分かると思う。
  というかコブクロのお二方には非常に申し訳ないけど、聴けば聴くほど「推しカプの片方が死んじゃったオタクがめちゃくちゃ悲しくて辛いけどそれ以上に残ってしまったもう片方のこれからが辛すぎるからせめてもの救いとして歌った歌」にしか聴こえなくなってくる。多分これはなんらかの呪い。
  だって初っ端から「愛すべき人と出逢い 全てを失って 砂漠の様な心に 咲く花を 愛と呼ぶ」ですよ？明らかに「『愛』を知らずに生きてきた長命種が初めて愛すべき人と出逢いこの幸せが永遠に続けば良いと思っていたがそうはいかず先立たれてしまい絶望と悲しみと苦しみに打ちひしがれるものの先立っていった貴方がくれた『愛』を胸に生き続けていく」やつじゃないですか〜〜〜〜〜！！！！！！！！アァーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！
  そんでもって二番のBメロが「あの頃の僕になって もう一度 あなたと生きてみたい 変わり果てた この街の様な 心を砂漠に戻して」で二番のサビが「待ち合わせも約束も出来ないから 今もこの街にいるよ 偶然も 二度目には 運命だよきっと 教えてくれたのは あなた」ですよ！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？？！？！？！？
気が狂いそう………………………………………

  感情の栓が抜けたのでなんとか理性を保てるうちに切り上げます。
けどマジでド直球な歌詞なので一回聴いてみてください。そんで二次創作でもオリキャラでも良いので考えてみてください。

  さて、とりあえず書きましたがいかがでしたでしょうか？
珠玉の名曲たちを紹介させていただきましたが、これはほんの氷山の一角です。
これを機に、是非ご自分でも『感情ぶっ壊れお話創作曲』を見つけてみてはいかがでしょうか。

  今回紹介した曲や僕の文章に己の感情を揺さぶられた貴方！どうぞツイートしてください！！！僕は、貴方の感想を待っています。あと文章や絵が描ける人のガチ創作も待ってます！！！貴方のオタク、見せてください……！！！

それでは、終わります。

おつがお〜！