旅の支度1 ベーグル
ベーグルとの出会いはいつだったろう?
多分1991か2年のL.A.で。
スーパーマーケットのコーシャ―(Kosher・ジューイッシュのレシピに沿って作られたもの)の食品が置かれた棚。
ドーナッツ型のパン。
買ったものの、なんせドーナッツを期待した舌でそのまま食べたものですから、←食べ方を知らなかったわけで。
美味しくなかったんだと思う。その後の記憶がまったくない。
その次に出会ったのが東京に住む友人宅で。
彼女はジューイッシュで、東京赴任中アメリカからコーシャ―の食品を取り寄せていたのである。
半分に輪切りにして軽くトースト。
これ美味しくないですか!
日本で見つけられないから取り寄せてるの。
だから私の中では確実に
ベーグル=ジューイッシュのコーシャ―
そんなベーグルが私の中で変わったのはお店Beagel beagelで色々な種類のベーグルが売りだされるようになってから。
これってコーシャ―?あるいは別物?(今もわからない)
そのモチモチ感は私が知っていたコーシャ―ベーグルとは違った食感。
それ以来のベーグルファンである。
夫ジェイも、カナダならどこにでもあるカフェTimHortonsに行くとよくベーグルを頼んでいた。バターたっぷりで。
そんな、東京でのある日曜日、娘のアーニャが
ちょっとベーグル買って来る!
と言ってきた。
こんな朝から?
並ばなきゃいけないから!
え~ベーグルに並ぶの・・?
(私が浅はかであった・・・)
開店30分前から並び、結局1時間近く待ったらしい。
そして
ベーグルの発祥ってX-XXXらしいよ
っとアーニャ。
えっそうなの?
折も折、その国について調べていたところだったのだ。
ググると
オブヴァジャネック(obwarzanek)と呼ばれるそれがベーグルのオリジナルだと。
なんという偶然。
これはどうしてもその地でそれを食べねばならぬ。
ということでその地へのフライトをブッキング。
と言うのは冗談で・・というか
ベーグルのための旅ではなく
これは友人のナナともうずいぶん前から計画していた旅。
準備 1 航空券
予約済み。
私はカナダ・トロントより。
ナナは東京・成田より。
では
フレドリック・ショパン空港で待ち合わせね!
え~私行ったことないんだけど。
私だってないよ。
ターミナルおんなじなの?
まだ調べてない
到着時間結構違うしなあ~
ホテルで待ち合わせの方がいい?
どのホテルにする?
どうやってホテルまで行く?
いやはやはや
どんな旅になることやら・・・。
でもとにかく
まずはベーグルで
旅の準備の始まり