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野菜ガーデン仲間(?)

裏庭の野菜畑で
ずんずん
ずんずんずんと音を立てて大きくなってきたのは
crookneck squash

先っちょがちょっとフックのようにカーブした
黄色い皮の
ズッキーニとかぼちゃの間の
うんとズッキーニに近い野菜↓(ふう~っ)

手前にあるのは雄花
こちらは雌花。下が膨らんできている
綿棒で受粉

今年はミツバチさんが少ないと言うので、ちょっと手助け。綿棒で雄花の花粉を取り雌花に付ける。
確かに去年などは人口受粉しようと花を覗くと必ず先着がいた。ガーデン仲間がいっぱいいたのに、今年は見かけない。
農作物の危機!

小さいキュウリ発見(ヘッダー写真)キュウリたちも人口受粉が必要かもしれない。

お豆は一列に10個は植えたのに、三つほどしか芽が出てこない。葉っぱを食べるビーツグリーンと定番ビーツも二種類植えたのに、まばらにしか出てこない。

怪しいとにらんでいる犯人は名前はわからないが、カラスより”小柄”な黒い鳥。フェンスの上に止まっていつも様子をうかがっている(ように見える)

リスのことは毎年警戒しているが、今年は例の野ウサギさんも定住しているし、先日からチップモンクを裏庭で度々見かける(去年までは道路側だったのに)

夫は野生動物をトラップにかけていたが、私はそう言うことができない。なのでネットを買ってきてガーデンの周りを覆う

が、水やりが大変な上に自分が引っかかってしまった。

奮闘していると

あなたんとこも?

ビーチ側から声をかけて来たのはアイリーンである。
彼女は夏場だけのご近所さんだ。

ビーンズを植えたのにほとんど出てこないのよ!
犯人は鳥?リス?ウサギ?チップモンク?

私も同じ悩み!

とアイリーン。私たちとは違う意味での野菜ガーデン仲間が思った以上にいる気配ではないか。
100歩で行けるアイリーンちの野菜ガーデンを視察に行く。

このレタスやばいよ、今年野うさぎ大繁殖中よ!

うちより何倍も広くてきちんと整備された畑だ。レタス、ジャガイモ、なす、ニンニク、トマト、ペッパーそしてハーブ類が植えられている。夫のブライアンも一緒に世話をして、そしてお豆には工夫された廃品利用のカバーがつけられていた(上の写真)。

今、食糧は値上がりしてるだろ?その上秋には食糧不足が来るかもしれないし、ジャガイモをいっぱい作っているんだ。

何畝にも植えられたジャガイモたち

なんでもアイリーンはアイリッシュの血を引いてポテト料理がお得意らしい。どんなジャガイモ料理なんだろう!

そうだ、スケープをあげるわ、たくさん伸びているの

アイリーンはパチンと手をたたいてガーデンに入って行く。

スケープって?そう思っているとほどなくして

ガーリックスケープ

手渡されたのをみると
ああこれってアレだ(心の中だけで日本語。)

ガーリックは簡単に育てられるよ。

11月に植えて冬を越せるらしい。ガーデン仲間からの新情報を頭にメモりながらも、心の半分はアレの日本名を思い出すのに忙しい。

スケープ。日本のは確かこんなにカールしてなくってまっすぐ?

これはやっぱりマッシュルーム類と炒めるのがいいなとスーパーSobeysに行くと珍しいマッシュルームがあるではないか(上の写真の右上・心の中で再び、ああコレって日本のアレだ!)

そんなわけで、家に戻ってガーデン仲間のアイリーンからもらったアレとマッシュルームのコレを炒め、最後日本から持って来ているだし醤油をたらりと落とした。そしていつも通り擦り立てのコショウコショウコショウ。

ちょうど同居人が帰宅したので、味見をすすめてみる。

おいしいよ!

最近色々料理を試しては、無理やり同居人にすすめている。だし醤油の隠し味をしておくと決まって

おお、美味しい!

と言うので、なるほどと思っている。

野菜ガーデン仲間のアイリーンと、侵入組の野菜ガーデン仲間の話をすると、ハンティングで使っているカメラを設置してくれることになった。

ミツバチさんや生ごみ肥料のミミズ、鳥たち、リス、チップモンクそして野うさぎ一家・・・。
自分がコントロールしている、自分だけの野菜畑だと思い込んでいたが
想像以上に
多くの生き物が
この小さなベジパッチを行き来しているのに違いない。

おお、なんだかちょっとコワイ
お願いラクーンだけは来ないで。


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ながつきかず
日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。