運動強度(METs) どんな運動をしようかな
さて、本日は本題に戻り、運動についての続編でございます。
前回、運動する前に入浴して体を慣らす事を書きましたが、次に運動って何をすれば良いかって話をします。
結論から言いますと、何でもかんでも良いです。好きなことから始めてくだいさい。ただし、危険、ハードな事はオススメしません。
とはいえ何か方向性を示すとすれば、一般的な運動といえば
・ロード系 ウォーキング マラソン 自転車
・山系 登山 トレッキング マウンテンバイク
・水系 水泳 カヤック サーフィン
・室内系 エクササイズジム ヨガ
・球技系 野球 サッカー テニス ゴルフ
まー、こんな感じでしょうか。それぞれ長所と短所がありますが、好きな事を楽しんでやるってのが重要だと思います。
ただ、今から何かを始めようって思っている方は、ちょっとめんどくさいかもしれませんが、METs(運動強度)と言う単位があるのでこれを参考にしてみませんか?
METsとは何ぞやって話ですが、安静時は1METsで、それに対して何倍のエネルギーを消費しているかって事です。
例えば、
ゆっくり歩き(時速4km) 3METs 安静時の3倍のエネルギー消費
ランニング(ゆっくり) 6METs 安静時の6倍のエネルギー消費
こんな感じです。これを使ってカロリー消費計算ができます。
私がゆっくりのランニングを1時間やった場合
エネルギー消費量=1.05 × METs × 体重 × 時間(h) なので
1.05 ×6METs × 66kg × 1 = 415kcal という事です。
どの運動がどれだけの強度があるのかは国立健康・栄養研究所のリンクを貼りますので、参考にして下さい。結構ページ数がありますが、家事、労働、そして性行為の運動強度まで出ていて面白いですよ。
国立・健康栄養研究所 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』
リンクフリー
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/programs/2011mets.pdf
あと、それとは別に、有酸素運動とか無酸素運動とか色々ありますが、最初は難しい事を考えず、まずは動いてみましょう!
最も手軽なのが、やっぱりウォーキングですね。とにかく歩くだけで良いのです。スマホには万歩計も付いてますから、どれくらい歩いたのかも分かりますしGPSで軌跡、距離、カロリーも見れるアプリもあります。
また個人的意見なんですが、通勤、仕事中に一駅分歩きましょうなんてありますが、私はあまりこういうのは好きではありません。なぜならば、仕事と運動は分けたほうがいいと考えるからです。
仕事が終わって帰路にウォーキングやランニングするのはいいと思いますが、この仕事と運動のスイッチを切り替えるからリラックス効果が生まれるのではないかと。まーこのあたりは人それぞれですけどね。
そこで、私が今やっている運動を紹介しようと思います。それはトレッキングです。田舎に住んでいることもあり、山がたくさんあるんです。山と言っても標高800m以下の低い山なんで、気軽に行けます。
ちなみに、登山とトレッキングの違いって何だと思います?私も分からなかったので調べてみました。登山は登頂が目的なのに対して、トレッキングは山歩きが目的みたいです。私は登頂もしますが、目的は山歩きなんでトレッキングをしていると思っています。
またトレッキングとウォーキングの違いは、運動強度が違うってことが言えますね。運動の手始めとしてウオーキングはもってこいだと思いますが、欲張りな私は、有酸素運動によるカロリー消費と、筋力アップによる基礎代謝UPの両方を備えた運動に魅力を感じました。あとは、単に自然に触れて面白そうだったからです。
先ほどMETsの事を紹介しましたが、METsの数値が上がると効果も上がりますが、しんどくなります。ただ、METsが低いと楽ですが、効果が下がります。私のトレッキングで、METsが多分6〜8位だと思います。これを週1、2回 1、2時間くらいやっています。
『有酸素運動運動で燃焼させて、負荷をかけて筋肉を鍛える』
この両方を行うことがすごく大事なんです。40代、50代の方は是非持久力アップと筋力アップの両方をしてください。この詳しい理由は次回書きますが、どちらかだけやるより、両方やることの相乗効果は相当あります。
とは言っても、私のように住んでいる場所が田舎だと運動する場所が沢山ありますが、都会に住む方々には、できる運動が限られてきますよね。もしも電車や車で1時間以内の山があれば、一度体験する事をおすすめします。山を歩いているだけで気分が良くなりますよ。
東京だと八王子や青梅、大阪だと箕面や生駒、六甲、名古屋だと多度や瀬戸あたりに手頃な山が沢山ありますから。
ではまた次回にこの辺りを詳しくお話しいたします。皆んなが生き生きと健康でいられますように。最後までお読みいただいてありがとうございました。