毎日カンボジアで汗をかいて生きています
カンボジアに来てから毎日、汗をかいて生きています。
ただし、これは美しい「労働の汗」ではなく、単純に暑さに反応して流れる「生理的な汗」です。
美談を期待された方、ごめんなさい笑。
今の時期のカンボジアは暑い、ということは知ってはいたものの、やはり実際に生活してみるとちがいます。
日中に外を歩くだけで、汗がダラダラ流れてきます。かなり久しぶりで新鮮な感覚です。
シンガポールとジャカルタを合わせて10年以上、東南アジアに住んできましたが、実はそんなに「暑い!」と感じることはありませんでした。
むしろ「寒い……!」と感じる機会の方が多かったかもしれません。
もちろん東南アジアの地域は、場所によって多少の差はあれど、基本的に一年中温かい(暑い)気候です。日本で言えば、まさに夏!
ただ、それは「屋外」の話であって、ショッピングモールやオフィスの場合には事情がちょっと異なります。
お国柄なのか、冷房をガンガンに効かせていることが多く、外とは対照的に「寒い」と感じることが多いです。以前わたしがオフィスで仕事をしていた際は、カーディガンを羽織って、厚手のスリッパを履いて、ウールの膝掛けを使っていました笑。
「クールビズ」と真っ向から対立する様相ですよね。
また、通勤も徒歩で移動することは少なかったので、余計に外に出る時間は限られていました。ジャカルタは車中心の社会ですし、シンガポールは至る所にバスやMRTの交通網が整備されています。
一方で、これらの暮らしとは対照的なシェムリアップ。
ちょっと歩けば汗をかき、ご飯を食べても汗をかき……。人間の体としてごく自然な反応をしている気がします。
今まではすっかりクーラーに頼り切りの生活でしたが、意外と無くても大丈夫なものです(もちろん熱中症には気をつけないといけませんが)。
いま滞在しているお部屋の造りや立地が良いのか、基本的には天井の扇風機を回していれば暑さはさほど気になりません。クーラーは、就寝時に1−2時間だけつけるくらいです。
「汗をかいて生きる」というのは、人間として結構基本的なことだな、と改めて感じました。
汗をたくさん流すと喉が渇くので、水をたくさん飲みます。たぶん1日に2リットルは飲んでいるのではないでしょうか。体内の水分が循環しているような気がします。
老廃物よ、流れ出ていけー!と念じています笑。
ちなみに、外が暑いからこそ、冷たい甘味が格別においしいです。
(おいしそうなモノがたくさんあって目移りしてしまいますが、少しずつ小さな贅沢を楽しんでいきたいと思います!)
カンボジアに来たばかりで「To Do List」は山積みなのですが、ゆったりモードの街並みを眺めていると「焦らなくて大丈夫かなぁ」と思えてくるのが不思議です。
たくさん動いて、たくさん汗をかいたら、日陰で一休み。
ゆったりと過ぎていく時間を今日も味わいたいと思います。
みな
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