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「概念」を再定義する時代

とうとう今週11月20日、太陽系で最も遠い冥王星(小惑星)が、山羊座から水瓶座へ移動する。これは、人類史のサイクルが変化する兆し。

現在、「土」エレメントの伝統、組織、所有、責任等を象徴する山羊座に滞在する冥王星は、「風」エレメントの先進技術、宇宙、革命、フラットな繋がり等を象徴する水瓶座へ移動し、20年近く滞在する。私たちが生きている間に、山羊座には戻ることはもうない。

そのため、人類史のサイクルが「風の時代」へ突入すると言われている。天空的には、他の惑星の動きも含めて、新時代が始まるということ。

「土」の課題は、具体的、物質、これまで築き上げてきたもの、どっしりとして揺るがないもの・変わらないもの等だった。

「風」の課題は、抽象的、概念、論理、知性、思考、情報、コミュニケーション、軽さ、変化し易さ等となる。

ここからの20年間、私たちはこれまで無意識に受け入れてきた基本的な「概念」(例えば、時間、幸せ、ストレスなど)を一つ一つ、自分なりに解釈していくことになりそうだ。

その前触れは、2020年から分かりやすい形で起こってきた。コロナが起こって、様々な情報が飛び交い、何を信じ・信じない、他者との繋がり方など、新しい課題に、自分なりに苦しみながら考える状況に置かれたかもしれない。

それは、私たちが思考し、自分なりに解答を導き出す練習のような感じ。2024年年末から2025年、天空ではその状況は更に進み、どんどん加速する(下の日付リスト参照)。

もっと自分自身で「固定概念」を再定義しなければいけないような事態が増えるかも。これまでの時代のように、社会、政府、知識層、メディアのような他者だけに情報判断を委ねて盲目的に従ってて良いの?と聞かれているような状況。

惑星たちが向かうのは、各自に「自分の軸」を持たせるような世界。情報はどんどん増えるけど、それを精査するのは自分自身。考えて納得し、その考えに責任をもつ世界。

「土」の時代のように、一般的に正しいとか正しくないとか、考えないで済む正解がないので、正解を探しても無駄。また、「風」の時代は、正解と思ったものが、移ろいやすく、形を変える。誰かに、責任を取って!といっても、取れない、取らない。だから、まずは納得するまで、自分と向き合う。

焦る必要はない。自分を知るペースは、人それぞれ。

この”人それぞれ”を受け入れている人々が、風の時代、特に冥王星,水瓶座時代、に重要な存在。

2024年11月20日、冥王星が水瓶座(風)へ
2025年3月30日、海王星が牡羊座(火)へ
2025年5月25日、土星が牡羊座(火)へ
2025年6月9日、木星が蟹座(水)へ
2025年7月7日、天王星が双子座(風)へ


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